10月14日は、新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が開通したってことで、「鉄道の日」。

このメモリアルな日にわせて、衝撃的な期間限定おにぎりが、JR東日本「NewDays」「NewDays KIOSK」「駅弁屋」に10月12日~11月1日、登場する!

その名も「駅弁風おにぎり」シリーズ。東北・関東・関西の有名駅弁が、なんと、手のひらにのるおにぎりに!

ADVERTISEMENT

10月12日~11月1日の期間限定で販売される「駅弁風おにぎり」シリーズは、山形県産米「どまんなか」の上に味付けされた牛そぼろと牛肉煮をのせた牛丼風お弁当「牛肉どまん中」、味と陶器の両方でお楽しみいただけるお馴染みのお弁当「ひっぱりだこ飯」、そして50年以上も前から親しまれているロングセラー商品「チキン弁当」の3種。

販売は、NewDays、NewDays KIOSK(一部販売していない店舗もあり)、東京駅「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」ほか7店舗、上野駅「駅弁屋 匠 エキュート上野店」ほか2店舗、 新宿駅「駅弁屋 頂」ほか2店舗、大宮駅「駅弁屋 旨囲門 エキュート大宮店」ほか。

―――開発陣の熱い想い、奇遇のコラボレーションなどについては後述するとして、まずは「駅弁風おにぎり」3種をチェック!

牛肉どまん中風おにぎり 300円

山形県産米「どまんなか」を炊き上げ、甘辛く味付けした牛そぼろと牛肉煮を合わせた駅弁「牛肉どまん中」をイメージしたおにぎり。

「牛肉どまん中」の甘辛い味付けが特徴的なので、おにぎりにしたときの甘さのバランスに細心の注意をはらい、開発したという。

ひっぱりだこ飯風おにぎり 280円

穴子、野菜をたっぷり合わせたご飯で、たこ煮を包んだ「ひっぱりだこ飯」をイメージしたおにぎり。噛むごとに旨みが広がって……。

駅弁の“具だくさん”を再現するため、食材選びや配合量を工夫して、可能な限り具沢山に仕立てたという。

チキン弁当風おにぎり 240円

昭和39年に発売された「チキン弁当」をイメージしたおにぎり。

当時から変わらぬ鶏唐揚とトマト風味ライスの組み合わせが人気の、子どもから大人まで楽しめる商品。

ドライトマトオイル漬けの酸味がアクセント。唐揚げが落ちないように気を付けて食べてみて!

JR東日本クロスステーション リテールカンパニー フーズカンパニー渾身の力作

コンビニおにぎりの常識を変えるスゴく新しい “おにスゴいおにぎり”、略して「スゴおに」など注目のおにぎりをこれまで販売してきた「NewDays」。

今回の「駅弁風おにぎり」は、「JRグループの“食”として最も親和性の高い“駅弁”を、より手軽に楽しめるおにぎりの形で提供したい」という想いと、「駅弁屋」の運営のほか、弁当事業や食品製造事業を展開するフーズカンパニーと2021年4月に統合し、事業の垣根を越えて実現した取り組み。

また、駅弁を販売する会社として、駅弁会社に声をかけ、各社の協力により「駅弁会社が監修したおにぎり」として自信を持って提供できる商品販売が実現。

今回の「駅弁風おにぎり」は、「コロナ禍で旅行に行く機会が減ってしまった方、駅弁を食べる習慣がなかった若い方々に食べてもらいたい」(リテールカンパニー 商品戦略部デイリー食品ユニット担当者)、「なかなか実現できなかった企画だったので、最初に話を聞いた時、とてもワクワクしたことを覚えています」(フーズカンパニー 商品戦略部企画・商品開発グループ担当者)と各担当者の想いが込められている。

「駅弁需要の活性化、認知拡大につなげたい」

「約9年前から、“駅弁風”おにぎりを売りたいと思っていましたが、ことし春にJR東日本クロスステーションに統合したことで、フーズカンパニーの駅弁部門の方々と仕事する機会が増え、駅弁製造会社との繋がりをもつことができました」

「今回ご協力いただけた新杵屋様、淡路屋様ともに、コンビニエンスストアでのおにぎりコラボは初めてであり、コロナ禍で観光できないため、減っている駅弁需要の活性化を図りたいと好意的な反応でした」

「今回の企画を通して、コロナ禍で旅行に行く機会が減ってしまった方、駅弁を食べる習慣がなかった若い方々に食べてもらいたい。もちろん NewDays を日常使いしている人にも、駅弁風おにぎりで気分を変えてもらえれば嬉しいです」

「この商品を沢山の方々に食べて頂き、第2弾につなげていきたいと思っています。また、今後も駅弁風おにぎりだけでなく、駅ナカコンビニならではの魅力的な商品をどんどん発売していきますので、ぜひ楽しみにしていてください」

(リテールカンパニー 商品戦略部デイリー食品ユニット 増村卓 副課長)

「再現性にこだわり、アイデアを出し合い、試作を重ねた自信作」

「開発者も駅弁ファンであり、特に再現性にはこだわりました。開発メンバーや工場の製造担当者も駅弁を試食し、アイデアを出し合い試作を重ねました」

「「牛肉どまん中」の特徴的な甘辛い味付けを「おにぎり」にした時の甘さのバランスはとても苦労しました。「ひっぱりだこ飯」の具沢山を再現したく、食材選びや、その配合量など、工場のオペレーションを考慮しながら可能な限り具沢山に仕立てました」

「また、味の再現以外にも量産する「おにぎり」に必要な食材量はとても多く、駅弁に比べて調達が難しかったり、衛生基準の確保など、課題が沢山ありました」

「「チキン弁当風おにぎり」では、ピロータイプの丸型おにぎりという新たな形だったため、工場側との製造調製も必要で、なおかつ、成形型を新たに用意してチャレンジしています」

「今回発売する商品の、「駅弁」らしさ「おにぎり」の手軽さは、駅弁売店の運営のほか、弁当製造など「駅弁」とつながりが深いフーズカンパニーの強みを生かした自信作です」

(フーズカンパニー商品戦略部企画・商品開発グループ 藤原文香マネージャー、 新田友理サブマネージャー)

―――ということで、10月12日~11月1日はJR東日本「NewDays」「NewDays KIOSK」「駅弁屋」で、この「駅弁風おにぎり」を、ゲットして“次世代名物駅弁”をチェックしてみて!

画像:JR東日本クロスステーション
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/