仕事帰りの人たちにTVクルーが声を聞く現場としても知られる、新橋駅 SL広場。

その名のとおり、駅前に C11形蒸気機関車292号機がきれいな姿で保存され、冬になるとイルミネーションも灯り、注目を集める新橋のシンボルのひとつ。

C11形は、1932(昭和7)年から1947(昭和22)年にかけ、381両もつくられたタンク式蒸気機関車。

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新橋駅前に保存展示してある292号機は、最終型・戦時型といわれる4次型で日本車輛が製造。戦時に対応し各部を簡略化、角型のドームや木製デフなどが特徴的だったグループのひとつ。

そのC11形292の後部に、ランドピア製の喫煙コンテナが新たに設置され、1月12日にオープンした。

このランドピア製 喫煙コンテナは、港区が推進する“密閉型指定喫煙場所の整備”の一環で、港区では初導入。

新橋駅前SL広場は、これまで指定喫煙場所として路上パーティション型の喫煙所を設置していた。利用者が多い立地であることから、歩行者や近隣施設の利用者からたばこの臭いや煙に対する苦情が数多く寄せられていた。

そこで港区では従来のパーティション型喫煙所を閉鎖し、ランドピア製「喫煙コンテナ」を初導入。

喫煙者と非喫煙者の接触は一切なくなり、またコンテナ内に“喫煙室用脱臭機”を設置することで、喫煙所周辺に煙や臭いの排出をおさえた。

受動喫煙防止策として注目を集めるランドピア製 喫煙コンテナは、建築確認対応。これまで渋谷駅モヤイ像前(東京都渋谷区)、中目黒駅前(東京都目黒区)、喜多見駅前(東京都世田谷区)、経堂駅前(東京都世田谷区)、八幡山(東京都世田谷区)、新月島公園・築地川公園・蛎殻町公園(東京都中央区)、東京都中央区 区役所前、立川駅北口・南口(東京都立川市)などの自治体への導入実績がある。