JR西日本は、2022年夏に開催される岡山デスティネーションキャンペーンを機に、新観光列車「SAKU美SAKU楽」を導入する。

画像は3月17日(金)に岡山支社が公開したイメージ図。温泉・おもてなしがもたらす癒し、岡山県北エリアに名所として点在する桜をイメージした「淡いピンク色」の車体に、風に運ばれる四季折々の花びらをデザインした。列車名の「さくびさくら」は、291名・総数542件の応募から選定された。

「花びらが旅人を包み込み、沿線の町や人、観光スポットを華やかにするイメージです」(岡山支社)

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種車はキハ40系気動車(1両)。6月下旬ごろまで車両の改造工事を行い、全車普通指定席の快速列車として、2022年7月1日から津山線を運行する。金・土・日曜日は臨時列車として1両で、月曜日は定期列車に併結する予定。

2022年7月~9月の運転区間、時刻

「SAKU美SAKU楽」では、車内アテンダントが沿線の案内や列車旅をサポート。さらに乗車されるすべての方に特製弁当またはスイーツと、沿線のおみやげ品を提供して地元の魅力を届ける。また一部途中停車駅でも沿線のお土産をお届けするという。

料金は岡山駅~津山駅間、大人一名片道6,000円程度。前述の車内サービスなどときっぷをセットにして、観光型MaaSアプリ「setowa」や主な旅行会社で発売する。

最新の情報は、今後JR岡山支社ふるさとおこしプロジェクト公式HP内に掲載するほか、JR岡山支社「くまなく・たびにゃん(JR岡山支社)」公式ツイッター等でも発信する。