夏休みのどまんなか。富士急ハイランドの顔認証システムは、もう体験した?

この夏、入園料を無料にするというセンセーショナルな舵取りに切った富士急ハイランド。入園無料といっしょに始めたのが、ディープラーニング顔認証技術を活用した入退場システム。

いわば顔認証システムで、かんたんにいえば、入退場もアトラクションも文字通り「顔パス」。

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顔認証可能な小学生以上の入園者全員が対象。これは遊園地で世界初。

ゲート通過時、ひとり一人の顔を瞬時に認証・記録することで、入退場をコントロール。こうした新システムを積極導入し「世界一安全で安心な遊園地をめざす」という。

同システムは、アトラクション乗車時にも活用。フリーパス購入者は、入場時に顔の画像データを登録することで、チケットを出さなくても顔認証のみでアトラクションに乗車できる。対象機種は、「絶凶・戦慄迷宮」を除くすべて。

さらに、年間パスポート購入者や、WEBで事前にフリーパスを購入し、顔の画像データを登録した場合は、入場ゲート自体も顔認証のみで入園できる。

同システムは、パナソニックが構築した最新の顔認証システム。シンガポール国立大学と提携し、特徴量評価にディープラーニング(深層学習)機能を追加。アメリカ国立標準技術研究所のコンペティションで世界最高水準の認証性能を達成。ワンストップで瞬時に登録、認証という来場者の動きを可能にした。