線路がある限りなんでもやる!? 京成 引上線入線ツアーのスイッチバック芸が地味にすごい!
行き先不明のミステリー列車や、普段は立ち入ることのできない旧駅などをめぐるツアーなど、自社線を使った旅行企画を打ち出し続ける京成電鉄。
そんな京成が、こんどは引き上げ線というマニアックな線路を使ったミステリー列車ツアーを5月7日に実施した。
その名も「京成BINGO! 引上線入線ツアー」。画像は同ツアーに使われた形式と同じくるまのイメージ。
出発地は船橋競馬場駅、終着地は八千代台駅で、所要時間は1時間半。行程には、乗客を乗せた電車は行かない引き上げ線なども走るということで、注目を集めた。
また、ツアー名どおり、参加者に配布する線路配線図とヒントをもとに、走行する行路を推理しながらすすめるオリジナル京成ビンゴもあるってことで、盛り上がった。
そこでファンたちが注目したのが、どこの引き上げ線などに入ったか。
このツアーを担った京成 3000形 3006編成 は、京成大和田・京成臼井にある上下線の間に敷かれた引き上げ線の線路を介して、“スイッチバック芸”をみせた。
さらにおもしろいのは、最も遠い折返し地点には、京成佐倉が選ばれた。この京成佐倉駅での電車折り返しスタイルについては、またこんど記すとして、これからどんな京成オリジナルツアーが出てくるか、もうネタ切れか!? いや京成のことだから、また楽しいツアーがいろいろ出てくるはず。お楽しみに。
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