西武鉄道は2022年6月20日(月)、西武多摩川線の全線開通100周年を記念し、年4~5回しか行われない甲種輸送を紹介する動画をYouTubeで公開した。

西武多摩川線は、東京都武蔵野市の武蔵境駅と府中市の是政駅間(8.0キロ)を12分で結ぶ路線。使用車両は3ドア4両編成の101系で、車両のデザインは4種類。101系車両デビュー当時のツートンカラー、伊豆箱根鉄道や近江鉄道とのコラボカラー、そして西武鉄道で昔活躍した赤電カラーが走る。2021年7月からは、定期列車に自転車を乗せて移動できるサイクルトレインも実施している。

そんな西武多摩川線、実は「他の西武線と繋がっていない唯一の路線」でもある。車両を甲種輸送する際はJR線を経由する。このほど西武鉄道が公開した動画には、深夜帯における機関車と輸送車両の連結シーンや、パンタグラフ上昇後の各種試験の様子など、普段は見られない貴重な映像が収められており、鉄道ファンとしても見応えのあるものに仕上がっている。

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