みんなが大好きな往年の人気コミック「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治)の舞台のひとつ、常磐線 亀有駅。

ここ亀有駅は、駅前で新築分譲マンションの建設現場をよくみかけるように、駅前人口が増加中。コロナ前までは駅利用者数が右肩上がりで増えていた。

そんな亀有駅は、鉄道好きにとっては東京メトロ有楽町線の延伸計画や、環七通りの地下を行く計画のメトロセブンなど、新線構想の結節点としても注目を集めるけど、今回は1960年代まであった専用線の跡を歩いてみる。

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亀有駅から、線路沿いに土浦方面へ4〜5分歩く。Googleマップで「東京梅田交通第二(株) 亀有営業所」を検索してみると……。

きれいなカーブを描く戸建住宅の連なり

これ、常磐線 亀有駅付近から分岐していた日立製作所 亀有工場 専用線の跡。

かつてあった日立製作所 亀有工場はいま、常磐線の線路の北側、中川と環七通りの間に挟まれた広大な緑地 中川公園などになっている。

この中川公園にむけて、常磐線から分岐し、進路を北にとって、日立製作所 亀有工場 へと専用線がのびていた。

戦時中は、この亀有工場で戦車が製造され、貨車に載せられて戦地へと運ばれていったという。

終戦から77年の夏休み、この戸建て住宅カーブに沿って、蒸気機関車に引かれた戦車積載列車が走っていた時代を想像して、歩いてみて。

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