【私鉄に乗ろう 69】広島電鉄 江波線 その2(12)

トップ画像は広島電鉄1000形の低床車両1001号。広電が導入に力を入れている18m級の低床電車です。2018年までに14編成が営業運転しています。これまでにも度々すれ違っていますね。

舟入通りを右に曲がってすぐに江波停留場。舟入南町停留場から400m。上で紹介した1000形8号線横川駅行が乗車ホームにいます。左が降車ホーム。

正面は江波車庫。元京都市電の1900形が2両(1909 1912)、出自が京都市電なので「金閣」「銀閣」「祇園」なんて愛称を貼っているのですね。ちなみに1909は「清水」1912は「大文字」でした。暗がりには元大阪市電の900形(914)もいます。こちらも愛称が付けられる様ですが偶々外されていました。しかしいい眺めですねぇ。

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この日は猛暑日。出発する電車の屋根上にある冷房機に職員が水をたっぷりかけていました。マジ暑いです。冷房も効かないのでしょう。

水を浴びた700形705。この車両には、今朝広電宮島口行始発に乗っていたら、6時半頃市内ですれ違いましたよ。路面電車ってよく働きますね。

筆者の乗りたい8号線横川駅行が屋根上の冷房機器に水をかけられています。

入線してきます。1900形1910号、元京都市電で愛称は「金閣」を付けています。

1900形1910号の運転台。1957年式です。横川に向けて8:55出発です。

1000形フラワートレインとすれ違います。

先に出発した700形705号に追いつきました。すれ違う元京都市電1900形1904号は「かも川」です。

土橋に到着。土橋〜十日市町は本線ですが、このまま横川駅に向かいます。

【私鉄に乗ろう 69】広島電鉄 横川線 その1(13) に続きます。

(写真・記事/住田至朗)