【私鉄に乗ろう 71】伊予鉄道 市内電車 その6

正面に松山城。ホテルの部屋から見えた路面電車が通っていたのは、この辺りかな。

400mで大手町停留場。1936年(昭和11年)江戸町駅前として開業しています。

松山市駅方面ホームとJR松山駅前方面ホームとの間に伊予鉄道高浜線の踏切。市内電車とのダイヤモンドクロス(平面交差)があります。ホテルで早朝に窓を開けると踏切の警報が聞こえていました。この踏切です。

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市内電車の運転席から郊外電車高浜線の踏切を見ます。逆光ですが。

ダイヤモンドクロスを渡ります。

300mで西堀端停留場。朝は眼の前を⑥系統本町六丁目行で左に通り過ぎました。

電車はいったん松山市駅に戻ります。400mで南堀端停留場。ここから松山市駅までは花園線です。

⑤系統松山駅前行が直進してすれ違います。2006号は、元京都市交通局2000形電車。1977年(昭和52年)に譲渡された5両(2002〜2006)の中の1台。京都市電は軌間が標準軌(1435mm)でしたが伊予鉄道市内電車は狭軌(1067mm)に改造、主電動機も強力なものに交換されています。元々伊予鉄道モハ50形51-61は京都市電800形をモデルに製造されていました。京都市交通局2000形も800形をデザインルーツとしているので違和感がありませんね。

正面の高島屋の建屋には郊外電車の松山市駅があります。市内電車は手前を左に90度曲がってホームが置かれています。

②系統(環状線内回り)は、いったん乗客を降ろした後も同じ②系統(環状線内回り)で出発したので乗り込んで運転席直後の席を確保しました。南堀端停留場を出ると国道を右に曲がります。

左はお堀です。正面に松山市役所。

【私鉄に乗ろう 71】伊予鉄道 市内電車 その7 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)