構内も広い駅です JR四国予讃線・旧線「愛ある伊予灘線」伊予長浜駅(2)【木造駅舎コレクション】41
※2022年8月撮影
トップ画像は、JR四国予讃線旧線「愛ある伊予灘線」伊予長浜駅出入口。
建物財産標は、見つけられませんでした。愛媛鉄道時代の軽便鉄道規格を狭軌(1067mm)に改軌して下灘駅まで延伸開業した1935年(昭和10年)に駅自体が現在の場所に移設されています。その際に建てられた木造駅舎と思われますが、エントランスは大幅に改修されています。
広い待合室があります。
※2022年8月撮影
無人駅ですが窓口は残されていました。券売機などはありません。
※2022年8月撮影
暖簾のかかったホームへの出入口。駅舎は、単式ホーム1番のりばに面しています。ホームには階段を上ります。
※2022年8月撮影
ホームから駅舎出入口。
※2022年8月撮影
ホームから松山方面。右に下り島式ホーム、2番3番のりばの表示がある上屋は年季がはいっています。左に引き込み線があります。構内が広いなぁ。
※2022年8月撮影
駅舎の前から引き込み線が見えました。どこかしら情緒を感じる眺めです。
※2022年8月撮影
島式ホームに渡る構内踏切から宇和島方面を見ています。
※2022年8月撮影
構内踏切から上りホームの駅名標。
※2022年8月撮影
既に駅の歴史については触れました。1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化でJR四国に駅は引き継がれています。
下りホームから松山方面。上屋が魅力的です。
※2022年8月撮影
駅舎のホーム側。
※2022年8月撮影
では山間部を次の駅に向かいます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などはJR四国さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)、『山陽・四国920駅』宮脇俊三・原田勝正編(小学館/1993)、『停車場変遷大事典 国鉄 JR編1-2』(JTBパブリッシング/1998)他を参照しています。
※タイトルは『木造駅舎』ですが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎ではなく、筆者が気に入った駅舎を恣意的に選んでいます。明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎コレクション】で進行します。悪しからずご了承ください。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいています。