鉄道BIG4のダーリンハニー吉川正洋さんらが全国鉄道をぶらりひとり旅して回る。そんな「新・鉄道ひとり旅」も190回目を迎えます。スカパー!「鉄道チャンネル」(Ch.546)での初回放送は2022年11月19日(土)夜10時から。今回の舞台は62年ぶりに社名が復活した「富士山麓電気鉄道」(富士急行)です。

富士急行は今年2022年4月に鉄道事業を分社化、子会社の社名を「富士山麓電気鉄道」としました。これは1926年に同社が設立された時の社名と同じものです。1960年に富士急行に改称し、今年の分社化で62年ぶりに昔の社名が蘇ったかたちになります。この番組で吉川さんが富士山麓電気鉄道(富士急行)を訪れるのは10年ぶりだそう。

旅は大月駅からスタート。難読の禾生駅(読めますか?)、城下町で知られる谷村町駅、めでたい名前の寿駅、富士山駅と順々に訪れながら沿線を旅します。

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禾生駅では跨線橋から山梨リニア実験線と富士山麓電気鉄道の撮り鉄チャレンジ、谷村町駅では周辺のまち歩き、寿駅で駅名の由来を説明したのち、富士山駅では駅ビルショッピングセンター「Q-STA」の展望デッキへと向かいます。果たしてこの雨の中、富士山は見られるのでしょうか……?

富士山駅からはそのまま終点の河口湖駅まで行っても良かったのですが、なんと吉川さん、ここで反対方向へ。「旅番組的にはわけが分かりませんけどね」と断りを入れつつ、下吉田駅に寄り道します。フジファブリックの接近メロディ―やブルートレインテラスを堪能し、ある特急電車の撮り鉄にもチャレンジしながら特急に乗車、河口湖駅へ向かいます、

わざわざ下吉田駅まで戻った理由は、単に特急により長く乗車したいからというだけではありませんでした。鉄道ファンなら、いったん逆戻りしてでも特急に乗ったまま富士山駅へ乗り入れて「〇〇〇〇〇〇〇」を堪能したい、という気持ちも分かるかも?ぜひ放送でご確認ください。