徳島市街地の駅 JR四国牟岐線 二軒屋駅【木造駅舎コレクション】124
※2022年8月撮影
トップ画像は、JR四国牟岐線二軒屋駅。徳島県道136号線を東に20mほど入った辺り、南北にはしる牟岐線の西側に駅があります。徳島市街地の駅です。
牟岐線、徳島駅~中田駅間は、阿波国共同汽船が1913年(大正2年)小松島港まで開業した路線を1917年(大正6年)に国有化。また中田駅~羽ノ浦駅間は、阿南鉄道が1916年(大正5年)に古庄駅まで開業した路線を1936年(昭和11年)国有化したものです。
その後、国有鉄道として延伸され、1942年(昭和17年)に牟岐駅まで、1973年(昭和48年)海部駅(現在は阿佐海岸鉄道の駅)まで延伸されました。詳細は、中田駅、羽ノ浦駅の項で触れます。
駅前は北側は駐輪場。
※2022年8月撮影
駅の右、南側には居酒屋が隣接しています。かつてはJR四国系の経営でしたが、今は個人経営の様です。
※2022年8月撮影
エントランスのデザインが一風変わっています。青い円柱がならんでいるのです。
※2022年8月撮影
駅出入口。朝の逆光。左手でハレーションを切ることが少し上達しましたが、ここでは上手くいきませんでした。建物財産標は、発見できません。左側の閉まったシャッターは、かつて駅舎内に店舗が入っていた跡です。
※2022年8月撮影
出入口から待合室に入ります。時刻は8時10分。8月4日にスタートした撮影も8日目、8月11日最初の駅です。二軒屋駅が74駅目。目標の100駅は達成できるでしょうか。
※2022年8月撮影
待合室。清涼飲料水自動販売機と手前に乗車券販売機。
※2022年8月撮影
無人駅。左のシャッターは店舗の跡。天井の右側にある四角い部分は、屋根にある明かり取りの下に位置しています。
※2022年8月撮影
改札口からホームに出ます。
※2022年8月撮影
構内踏切を渡ります。
※2022年8月撮影
改札口の西側から構内踏切。
※2022年8月撮影
改札口にはアルミニウムのラッチ。
※2022年8月撮影
次回に続きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などはJR四国さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)、『山陽・四国920駅』宮脇俊三・原田勝正編(小学館/1993)、『停車場変遷大事典 国鉄 JR編1-2』(JTBパブリッシング/1998)他を参照しています。
※タイトルは『木造駅舎』ですが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎ではなく、筆者が気に入った駅舎を恣意的に選んでいます。明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎コレクション】で進行します。悪しからずご了承ください。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいています。