大阪市に本社を置くJR西日本は、2023年3月22日(水)から「モバイルICOCA」のサービスを開始します。

「モバイルICOCA」はICカード乗車券「ICOCA」の機能をAndroidスマートフォンで利用できるというもので、スマートフォンアプリから「どこでも」チャージや定期券購入が可能です(登録したクレジットカードからの支払いとなります)。

鉄道のみならず、ICOCAが利用できるバスやお店でのお買い物にも対応。さらに「J-WESTカード」を登録してチャージや定期券登録を行った場合は、当面の間WESTERポイントが最大で3%付きます。

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対応するAndroidスマートフォンは「購入時にAndroid 10.0以上がインストール」され、かつ「最新版の『おサイフケータイ アプリ』がインストール」されているもの。詳細な対応機種は後日モバイルICOCAのサイトで案内されます。また、利用に際しては本人名義のクレジットカード、JR西日本「WESTER」アプリの会員登録が必要です。

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https://tetsudo-ch.com/10832537.html

交通系ICカードではJR東日本の「モバイルSuica」が2006年1月にサービスを開始。2020年9月には会員数が1,000万人を突破しています。また「モバイルPASMO」も2020年3月にサービスを開始しており、同年10月にはApple PayのPASMOサービスに対応しています。

(画像はJR西日本「おでかけネット」内、モバイルICOCA for Androidプレサイトから)