2023年の大鐵「きかんしゃトーマス号」の運転日が決定　10年目にして「これまでにない形での運転」も

「きかんしゃトーマス」の意匠をまとった蒸気機関車「きかんしゃトーマス号」が2023年も静岡県の大井川鐵道を走ります。同社は24日、今年の運転日程を発表しました。

「DAY OUT WITH THOMAS 2023」

【開催日程】2023年4月29日（土・祝）～12月25日（月）ののべ122日間

機関車トーマス号の運転本数はのべ241本。大井川鐵道の新金谷駅（島田市）～家山駅間で29.6キロの往復遊覧運転を行います（家山駅での乗降はできません）。運転時間は次の通りです。

【Aコース（午前便）】
新金谷駅 10:38発 → 家山駅 11:07着/11:14発 → 新金谷駅 11:42着
【Bコース (午後便)】
新金谷駅 14:14発 → 家山駅 14:42着/14:59発 → 新金谷駅 15:27着

乗車料金は大人1名3,400円、小人1,710円で、乗車記念品が付きます。チケットはローソンチケットで2月24日（金）12時から1次抽選受付を開始するほか、一部旅行会社ではツアー形式で販売します。また、運転日直前には大井川鐵道営業部が直前オンライン予約や電話予約を実施します。

イベントではきかんしゃトーマス号と「バスのバーティー」や「２かいだてバスのバルジ―」の乗車を組み合わせたツアープラン、「とくしゅしょうぼうしゃのフリン」に会えるトーマスフェアなども開催。昨年登場した井川線の「きかんしゃトビー号」もダイヤを変更して運転するほか、千頭駅のサテライト会場にもトーマスのなかまたちが集合します。

また今年は大井川鐵道のきかんしゃトーマス号運転10年目の節目として、今までにない形で「きかんしゃトーマス号」と「バスのバーティ」の特別運転を行うといいます。詳細は4月下旬をめどに発表となる見込みです。

各企画の詳細は大井川鐵道のホームページをご確認ください。

なお、大井川鐵道は2022年9月の台風15号により被害をうけ、現在も本線の家山～千頭間が不通となっており、この区間はバスによる代行運転が行われています。