JR東日本 開発街区のイメージ(南側上空より計画地を望む)

JR東日本グループは、東京の国際競争力向上と国内外からの多様な人々の交流・流動の創出に向け、「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」を中心に、浜松町駅から大井町駅に至る「東京南エリア」のまちづくりを進めています。

この大井町駅周辺広町地区開発(仮称)は、品川区が策定した「大井町駅周辺地域まちづくり方針(2020年)」において、大井町エリアのまちづくりを牽引する役割を担う開発として位置づけられ、歩行者ネットワーク整備や防災分野などで品川区や周辺地域・事業者の方々と連携して進めるまちづくりです。

JR東日本は大規模複合施設を、品川区は新区庁舎などを整備し、共に大井町エリア全体の新たな賑わい創出を目指します。
(※JR東日本の開発街区は、2023年4月本体工事着手、2025年度末開業の予定です)

歩行者ネットワークと広場の整備

周辺の高低差に対応した歩行者ネットワークの整備

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駅としながわ中央公園方面のエリアをつなぎ、周辺の高低差に対応した重層的な歩行者デッキを整備し、東西軸のアクセス性を高め、開発街区と南側のエリアをつなぐ東急大井町線高架下に新設する通路とも接続し、まちの回遊性を高めます。また、併せて賑わいと交流を生み出す場として複数の広場を整備します。

大井町駅改良と交通広場整備


大井町駅東口駅舎の改良を行い、開発街区に直結する改札や出口の新設、コンコースの拡張などを行います。また駅の北側に、バリアフリーでアクセスし、バスやタクシーなどが利用可能な交通広場を整備します。

大井町らしい豊かなくらしの実現

開発街区の断面イメージ

本計画では、歴史と発展性を合わせ持つ大井町の個性を活かし、車両基地上に広がる空やその向こうに見える都心方面の眺望なども取り入れた、豊かな余暇の時間と質の高いくらしづくりを実現する、職住近接の利便性の高いまちづくりを進めます。

パブリックスペースも複数整備

賑わいと憩いの場となる約4,600平方メートル の広場(1階)

歩行者ネットワークと複数の広場からなるパブリックスペースを整備し、地域と連携したイベントの開催や、地域の皆さまの憩いや交流の場所としてご活用いただくことを目指します。

鉄道との連携

ホテルや賃貸住宅から見渡せる夜景と車両基地

この地で100年以上続く鉄道のメンテナンス拠点を身近に感じていただけるよう、整列する鉄道車両を一望できるデッキの整備や、工場見学のイベントとの連携などを行います。

<大井町駅東口駅舎の改良について>

大井町駅東口駅舎について、人工地盤の増設によるコンコース拡張と既存施設の改良により、本計画地に直結する広町改札(仮称)や北口(仮称)を新設します。また、広町改札(仮称)前には広場を整備することにより、お客さまが待合せなどにご利用いただける滞留空間を拡張します。りんかい線から計画地へのアクセス通路や、JR線ホームについても改良を行うことで、利便性の向上と混雑の緩和を図ります。

<憩いや交流の場所としてご活用いただくパブリックスペース>

新設する改札の前には、待合せなどにご利用いただける広場を整備します。広場とつながるデッキからは整列する鉄道車両を一望することができます。その他にも、オフィス、ホテル、賃貸住宅、商業施設をご利用される方々が行き交い賑わいの中心となる広場、緑豊かで広々とした約4,600平方メートル の広場も整備されます。

駅直結の待合せスペースとして利用される広場のイメージ
重層的な歩行者ネットワークと一体となって賑わう広場のイメージ
休日などに憩いの場として利用される広場のイメージ

※掲載の画像はイメージであり、今後変更となる場合があります。

<JR東日本が開発する街区の概要>