JR東海「いざいざ奈良」の新CM完成　鈴木亮平さんが「春日大社・高畑編」で古都の魅力発信

JR東海の奈良観光キャンペーン「いざいざ奈良」で、「春日大社と高畑（たかばたけ）エリア」（奈良市）をPRする新しいCMが完成し、2023年４月１日から放送される。

案内役は、キャンペーンのイメージキャラクター・俳優の鈴木亮平さん。春日山原始林で太古の杉に感嘆の声を上げ、高畑では明治から昭和期の文豪・志賀直哉の旧居で読書を楽しんで古都の魅力を伝える。

いざいざ奈良は、JR東海が2005～2022年に展開した「うまし　うるわし　奈良」に代わる観光PR。奈良には多くの神社仏閣があるが、新しいキャンペーンではグルメや宿、銘品などに対象を広げ、若者やファミリーにもエリアの素晴らしさを発信する。

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テレビやインターネットで放映する春日大社・高畑編は、「東大寺・ならまち」、「吉野」に続く第３弾。春日大社や志賀直哉旧居の画像に、「いざいざ春日大社。奈良は行くからおもしろい。神の使いの導きか、春日の地へたどり着きました。いざいざ奈良」のセリフがカブる。

鈴木さんは、撮影時を振り返って「印象に残った場所は、いや全部。全てが僕のツボに入りました」とコメント。

特に、春日大社の巫女さんとの共演シーンで目を留めたのが頭にさすかんざし。モチーフは「藤の花」で、藤原氏の氏神をまつる大社の由来を知る鈴木さんは、「この花は藤ですか？」と言い当てた。

折しも放映目前の３月29日は、鈴木さんの40歳の誕生日で、鹿がデコレーションされたケーキを贈られるサプライズも。

放映開始に向けて、「まだ春日大社・高畑を体験したことがない方、ものすごく魅力的なエリアをぜひ探索してみてください」のメッセージを寄せた。

記事：上里夏生