JR北海道「737系」公開 室蘭線で5月20日にデビューする新型車両をご紹介
車両外観は薄いピンクの優しい色に
車体の塗装は「さくらいろ」をイメージした薄いピンク色。地域の移動手段として通学や通勤で日常的に利用する車両となることから、優しさが感じられ、親しみやすく明るく若々しいイメージの色が選ばれました。
前面部は黒色をベースとしており、視認性の向上を目的として、JR北海道のコーポレートカラーであるライトグリーンと警戒色の黄色を入れたデザインとなっています。
車両内装・座席に北海道の花をイメージしたドット柄
内装は外観同様に優しさが感じられるデザインとなりました。乗降ドアは外観と同じ淡いピンク色で、ドアだけ色が異なるデザインは733系や731系を踏襲したものです。座席は北海道内に咲く色とりどりの花をイメージしたドットをちりばめたデザインとなりました。
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バリアフリー対応として、各車両にフリースペースを設置。また2号車(苫小牧方、クハ)には車いす対応トイレや車いすスペースも設置されており、車いす利用者だけでなく、ベビーカーを利用する方や大きな荷物をお持ちの方も快適に利用できるようになっています。
5月20日に室蘭線のダイヤが変わる
737系の投入により、室蘭線(苫小牧~室蘭間)では多くの列車が時刻・行先等を変更します。また札幌直通の列車2本も札幌~苫小牧間で一部時刻が変更となります。H100形もすべてではありませんが、多くが室蘭線の架線下運用から退きます。
詳細なダイヤはJR北海道のホームページでご確認ください。
記事:一橋正浩