JR四国は2023年5月22日、岡山―松山間の「しおかぜ」や高松―松山間の「いしづち」で運行している8000系特急形電車のリニューアルイメージや運行開始時期を発表しました。

配色は8600系を踏襲し、設備としてはグリーン車と指定席、自由席の一部座席にコンセントを設置、またトイレを洋式化します。さらに、5号車にJR四国としては初となる「車椅子フリースペース」を設けます。

エクステリアデザイン

外観のカラーリングは特急しおかぜ・いしづちの「8600系特急形電車」と共通の配色とし、岡山・高松から松山に向かう特急列車を明確化する色彩デザインとします。流線型の先頭形状から流れるオレンジのラインを車両全長にあしらい、8両の長い編成を際立たせます。

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オレンジ色は瀬戸内の温暖な気候や愛媛のミカンを表し、窓下ラインのグリーンは香川のオリーブをイメージしたものです。

インテリアデザイン・座席設備

車内照明はLED間接照明にリニューアル。天井だけでなく荷物棚面も照射することで、室内全体が明るく開放的に感じられる演出を行うということです。

座席のモケットデザインは、グリーン席が「四国の豊潤なめぐみ」、指定席と自由席は光きらめく「柑橘」と「瀬戸内の海」をモチーフとし、沿線の豊かで穏やかな自然を表現しました。

コンセントはグリーン席と指定席の各座席だけでなく、自由席の壁側にも設置します。またそのほかの設備として、グリーン席は電動リクライニングにフットレスト、また読書灯を備えます。

JR四国8000系リニューアル車の登場時期は?

2023年12月にS編成、2024年8月にL編成がそれぞれ1本ずつ運行を開始するということです。

その後は定期検査での多度津工場入場にあわせ、1年間に2~3編成の工事を行い、2027年度に全ての工事が完了する見込みです。

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