愛知県の博物館明治村で、2023年7月に「蒸気機関車9号(SL9号)」と「蒸気機関車12号(SL12号)」を連結した重連運転が行われます。2016年に実施して以来、約7年ぶりの企画となります。

「蒸気機関車9号」は1912(明治45)年に米国ボールドウィン社で製造された機関車。富士身延鉄道や日本鋼管鶴見製鉄所で使用されたのち、1973(昭和48)年に明治村に譲渡され、現在も動態保存されています。

しかしながら、前回のオーバーホール(大規模修理)からおよそ9年が経ち、不具合発生等による運休が増えてきました。そこで運転を完全に休止して、7月下旬に同機を館外に搬出、改めてオーバーホールを実施することに。

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車両不具合箇所の全体調査および大規模修理は約2年間におよぶということで、運転休止前にイベントを実施するということのようです。6月30日(金)~7月2日(日)は連日運行し、最終運行日に重連運転を行う予定です。

重連運転概要

◆実施日
7月2日(日)

◆運転時刻
【SL名古屋駅発】※博物館明治村内
13時15分、13時50分、14時25分

※SL9号・SL12号・客車3両の順番に連結して運行します。
※転車台不具合のため、転車作業は行いません。

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