八幡山駅という地名の起源かもしれません【駅ぶら】06京王電鉄 京王線050
※2023年5月撮影
トップ画像は、八幡山駅から南に800mほどの世田谷区立八幡山公園。子供たちのいない公園が多いのですが、この公園は愉快な遊具が多いためか子供たちの歓声が聞こえてきました。
南に歩いています。「街はぴ」で紹介されていた「植松農園」。盛夏(7~8月)のブルーベリー狩りが人気です。「夏の青い宝石」には、まだ季節が少し手前です。八幡山駅からはちょうど1kmほど。
※2023年5月撮影
左には「八幡山はなもも広場」、緑の多いエリアです。
※2023年5月撮影
筆者が見たかった八幡山1丁目八幡宮裏の庚申塚です。
※2023年5月撮影
上の「厄除 庚申塚」には右から、宝暦七年(1757年)十月吉日、享保七年(1722年)六月一八日、享保三年(1743年)十月二四日と記されています。青面金剛像に日月、三猿という典型的な庚申塔です。中央は300年以上前のものです。
※2023年5月撮影
八幡宮に参拝します。
※2023年5月撮影
世田谷区のサイトで地名の由来が紹介されています。
「昔の記録の中には、梶山村(鍛冶山村)と呼ばれていたこともありました。カジ山とは鍛冶屋が必要とする炭をまかなう山だったのではないかとされており、また山という呼び名は、樹木の生い茂った林や森をも意味していたということです。
村の北の方は雑木林や杉山(後には竹山となる)の地で、南の方も森や林の広がる台地でした。この台地に建てられた八幡神社に因んで、八幡山村と名付けられたといわれています。
出典 「ふるさと世田谷を語る」」
八幡山という地名の起源かもしれませんね。
※2023年5月撮影
手と口を浄めます。
※2023年5月撮影
神様に御挨拶しました。
※2023年5月撮影
拝殿と本殿を見ながら
※2023年5月撮影
次回はマップで見つけた「将軍池」に行ってみます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)