岡山・備後エリアの新型227系「Urara」22日岡山駅で出発式開催 国鉄型の117系は定期運行終了
JR西日本が岡山・備後エリアに投入する新型車両 227系500番台「Urara」の出発式が2023年7月22日(土)、岡山駅1番のりばで行われます。
式典の時間は10時24分ごろから40分ごろまで。催行にあたり、一部のエリアの立入りが制限されます。式典では主催者や来賓による挨拶、テープカット、出発合図が行われるほか、JR岡山支社バンド「マリンライナーズ」による演奏も披露されます。
227系500番台「Urara」は「豊穏の彩(ほうおんのいろどり)」をデザインコンセプトとした車両。沿線を象徴する豊穏のピンク(岡山の桃/福山のバラ/尾道の桜)をシンボルカラーに、太陽の恵みや穏やかさを暖色のグラデーションで表現しています。
当初の導入線区は山陽本線(岡山~三原)、宇野みなと線(茶屋町~宇野)、瀬戸大橋線(岡山~児島)、伯備線(倉敷~総社) で、区間・線区については順次拡大予定ということです。
117系は定期運行終了、残るは「WEST EXPRESS 銀河」
新型車両の投入にともない、国鉄型の直流近郊形電車117系は定期運行を終了します。もとは新快速用に開発され、合計216両製造された名車ですが、最後の牙城であった岡山エリアでも新型への置き換えが完了することになります。
残る117系はJR西日本の長距離観光列車「WEST EXPRESS 銀河」のみ。2023年4月~8月2週目までは京阪神と山陰を結ぶ夜行特急列車として週2往復程度運行を続ける予定で、9月~来年3月までは京阪神と紀南方面を結ぶ「紀南コース」の運行が予定されています。
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