大井川鐵道は2023年10月から12月にかけ、期間限定で「普通客車列車」(普通客レ)を運転します。

同社は今年6・7月に増収・誘客を目的として、機関車が客車を牽引する「普通客車列車」(普通客レ)を運行。昭和の日常的な鉄道風景を再現した企画は鉄道ファンを中心に人気を博し、「約2,000名のお客様にお越しいただいた」(大井川鐵道)そうです。

第2弾となる今回は、さらに鉄分の濃い客車列車の旅を提供するといいます。より長く日常に浸ってもらえるよう、日中時間帯の13:46から運転を開始。大井川第一橋梁を越え、10月1日に延伸再開した川根温泉笹間渡まで乗り入れます。

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1往復目の家山駅折り返しでは電気機関車の機回し作業を、そして第52列車の新金谷駅における20分停車の間には、機関車の入換と補機の連結を行い、プッシュプル編成へと組成を変更します。

そのほかにも、運転日限定で特別フリー乗車券「川根路 ミニ周遊券」を販売するほか、前回に続き車内販売も営業。3往復完乗やぶらり途中下車しながらの撮り鉄活動など、思い思いの方法で楽しめる鉄分たっぷりの企画となりそうです。

◆運転日
2023年10月24~26日
2023年11月8~9日、15日、28日、30日
2023年12月5~7日、26~27日

◆使用車両
元西武鉄道のE31形電気機関車(列車の牽引を担当)
旧型客車は基本2~3両連結

詳細は大井川鐵道のホームページをご確認ください。

(画像:大井川鐵道)

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