JR東日本水戸支社は2023年10月25日、新たなイベント列車「E501 SAKIGAKE(さきがけ)」の運用を開始すると発表しました。常磐線・水戸線沿線を中心に地産品を楽しめるイベント列車などで運行する予定です。

これまで常磐線や水戸線で活躍してきたE501系5両編成をリニューアルし、外観は紅梅・白梅をイメージさせるカラーリングに変更。紅梅・白梅と刀の柄の糸巻をイメージしたデザインを取り込みます。

ロゴは刀を一文字に振り払う一閃をイメージしたシャープなデザインに、光る小さな星(水戸の「水」とアスタリスク)をあしらっています。

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車内には飲食を楽しめるようテーブルを設置、さらに冷たい飲み物を提供できるよう冷蔵庫も備えているといいます。

車両愛称の選定について、同社は次のように語ります。

『天下に先駆けて春を伝える花として「梅は百花の魁」と言われています。徳川斉昭公により開かれた茨城県を代表する観光地「偕楽園」、「弘道館」は梅の名所であり、どちらも多くの人が集う場所です。弘道館には、斉昭公が「魁」の一字を残しています』

『「E501 SAKIGAKE (さきがけ)」も時代の先駆けとして新しい企画と共に、たくさんの人が集まり、新しい体験や特別な時間を過ごせる場となるよう願いを込めて名付けました』

デビューは2023年11月23日の水戸線地酒列車から。申込は10月27日12時30分より、JRE MALL 水戸支社販売ページで受け付けています。

(画像:JR東日本水戸支社)

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