JR四国バスが「スマえき」対応! 3種類の1日フリーパスが登場、アンパンマンミュージアムや砥部、高原リゾートの観光もスマホひとつで便利に

JR四国のチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん(スマえき)」が、2026年4月1日からジェイアール四国バスの1日フリーパス3路線の取り扱いを開始しました。これにより、鉄道からバスへの乗り継ぎがスマホ1つで完結し、高知のアンパンマンミュージアムや愛媛のとべ動物園といった人気スポットへのアクセスが劇的にスムーズになります。本記事では、新登場したフリーパスの価格や対象区間、キャッシュレス決済で進化する四国周遊のメリットを詳しく解説します。
新たに発売される3つのバス路線フリーきっぷ
2026年4月1日から「しこくスマートえきちゃん」で発売を開始したのは、ジェイアール四国バスが運行する路線の1日フリーパスです。
販売期間:2026年4月1日(水)~2027年3月31日(水)まで(※2027年3月31日(水)利用開始分まで発売)
各フリーパスの料金と対象区間
発売されるのは以下の3商品となります。
・大栃線1日フリーパス:650円
・久万高原線1日フリーパス:1,150円
・松山~砥部1日フリーパス:650円
いずれの商品も大人・小児同額となっており、対象区間内であれば自由に乗り降りが可能です。
「大栃線1日フリーパス」は、JR「土佐山田駅」からアンパンマンミュージアムの最寄りとなる「美良布」まで乗車が可能。「松山~砥部1日フリーパス」はJR「松山駅」からとべ動物園や砥部焼の関連施設がある「砥部」まで、「久万高原線1日フリーパス」はJR「松山駅」から「砥部」を通り高原リゾート「久万高原」まで乗車できます。
利用条件と購入時の注意点
有効期間は1日間です。利用日の30日前からアプリ内で購入でき、発売期間は2027年3月31日の利用開始分までとなっています。なお、購入後の払い戻しや、バスの運行不能・遅延などによる場合でも払いもどしはできないため、当日の天候やスケジュールを十分に確認してから購入するのがおすすめです。
「しこくスマートえきちゃん」とは?

「しこくスマートえきちゃん」(スマえき)は、JR四国が提供するスマートフォン向けチケットアプリです。
キャッシュレスでスムーズな乗車体験
いつでもどこでもキャッシュレスできっぷを購入でき、購入したきっぷの画面を提示するか、専用改札機を通るだけで列車に乗車できるのが最大の特徴。本アプリはJR四国ソリューション株式会社がシステムの開発と運用保守を担っています。
【参考】ついに登場!「しこくスマートえきちゃん」11月下旬サービス開始(※2022年11月掲載) https://tetsudo-ch.com/12824447.html
PayPay対応など進化を続ける機能性
利用者の利便性向上のために継続的な機能追加が行われています。2024年春のアップデートでは、従来のクレジットカード決済に加えてキャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入。より幅広いユーザーが使いやすくなりました。また、おトクなきっぷの検索機能拡充や、定期券の自動表示機能、利用明細書の「領収書」へのリニューアルなど、日常の通勤通学から出張・観光まで、ストレスフリーに利用できる工夫が随所に盛り込まれています。
シームレスな四国周遊への第一歩
二次交通の課題解決とMaaSへの期待
これまで主に鉄道のきっぷやフリーパスを扱ってきた「スマえき」ですが、今回ジェイアール四国バスのきっぷを取り扱い始めたことで、二次交通(目的地からの足)へのアプローチが大きく強化されました。地方の観光地では「駅から先」の移動手段確保が大きな課題ですが、スマホ一つで鉄道からバスへの乗り継ぎきっぷが完結するのは、旅行者にとって非常に心強い変化です。今後、他の地域交通との連携がさらに深まれば、アプリ一つで四国全体をシームレスに巡る「四国版MaaS」の完成形が見えてくるかもしれません。
鉄道からバスへ。バラバラだった移動手段が「スマえき」という一つの窓口に集約されることは、四国の旅の形を大きく変えていくはずです。窓口に並ぶ時間や車内での小銭の心配を捨てて、身軽になった分だけ、四国の美しい車窓や美味しい食事に目を向ける時間を増やしてみませんか。四国へお出かけの際は「スマえき」を活用して、おトクで快適なバス旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(TOP写真:PIXTA)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
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