眼下に広がる夜景を駆ける「冬の筑波山ロープウェイ・ナイトクルーズ」=イメージ=(画像提供:オフィスミゴト)

関東を代表する名峰・筑波山で、山ろくのつつじヶ丘駅と女体山頂最寄りの女体山駅(標高840メートル)を結ぶ、筑波山ロープウェイで期間限定の夜間運転が実施されている。ロープウェイを運行する筑波観光鉄道は、東京都心や東京スカイツリーにつながる関東平野、そして好天の日は富士山に続く夜景を楽しんでもらう趣向だ。

京成グループの筑波観光鉄道は、筑波山ケーブルカーと筑波山ロープウェイを運行する。2022年秋から、運行中のケーブルカー車内での若手声優・俳優による朗読劇で話題を集め、勢いに乗って今冬はダイナミックな眺めを楽しめるロープウェイで、新たな観光メニューを企画した。

冬季の閑散期対策とも位置付けられる夜間運行は、2024年2月25日までの土日曜日と祝日に実施(2023年12月31日と2024年1月1日を除く)。16時40分から最終の20時まで、20分間隔のダイヤを組む。

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山頂に近い女体山駅のカフェシエロブルーで、登山客を迎えるイベントが「星空ストーリーナイト」(2023年12月23、24日に開催)。17時から4回にわたり、若手俳優・声優が冬の星座や夜をテーマにした物語を朗読する。

カフェには、和風情緒あふれるこたつをしつらえた「冬のこたつリザーブ」も。冬季限定の特別メニューも用意・提供する。

イベント名は、『冬の筑波山ロープウェイ・ナイトクルーズ』。東京に本社を置く、イベント企画のスタートアップ(ベンチャー)企業・オフィスミゴトが考案した。

記事:上里夏生

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