夜間運転中の客車内の様子(写真:大井川鐵道)

大井川鐵道(静岡県島田市)は9日、2024(令和6)年2月24日(土)の1日限定で、夜間時間帯にSLで牽引する「臨時快速」を運転すると発表しました。

1976(昭和51)年7月9日に「SL急行 かわね路号」の運転を開始して以来、同社としては初となる停車型によるSL運転です。普段はノンストップで運転する新金谷~家山間のいくつかの駅に途中停車することで、どのような付加価値が生まれるか検証するのが狙いといいます。

運転区間と時刻、停車駅は下図の通り。車内販売はありません。

(画像:大井川鐵道)

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この臨時快速列車には座席指定なしであれば乗車区間の運賃のみで乗車できるほか、「川根温泉ゆる旅フリーパス」などのフリー切符・乗車券でも乗車可能です。

座席を指定したい場合は、乗車区間の運賃に加え、1人1乗車あたり1,000円の座席指定券が必要になります(大人/小人同額)。フリー切符や運賃のみで乗車している場合、自身が座っている座席に指定券をお持ちの方が来た際は席を譲るかたちになります。

座席指定券は同社ホームページのオンライン予約や新金谷駅前プラザロコ内SLセンターで事前申し込みができるほか、当日空席がある場合は大鉄金谷駅窓口や各列車車掌に直接申し込むかたちでもOK(当日は17時まで)。

ホームページのオンライン予約受付は2024年2月10日(土)12時から。ただしオンライン予約では事前決済ができないため、乗車当日に新金谷駅前プラザロコ内SLセンターで精算を行う必要があるということです。

暮れはじめの時間のSL、家山駅にて(写真:大井川鐵道)

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