新快速車両としても使用された117系を改造し、新たな長距離列車として2020年に登場した「WEST EXPRESS 銀河」――

就役以来、山陰、山陽、紀南など様々なコースを運行。夜行列車好きやくつろぎの時間を過ごしたい旅人を運び、沿線各地に活性化の種をまいてきた、そんな車両が京都鉄道博物館にやってきます。

展示期間は2024年3月7日(木)から11日(月)まで。展示場所は本館1F「車両のしくみ/車両工場エリア」です。

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「WEST EXPRESS 銀河」の1号車「ファーストシート」と6号車「プレミアルーム」/「フリースペース『彗星』」の2両を展示し、クハ117形1号車も並べるといいます。

117系電車、京都鉄博へ収蔵される前の姿(写真:JR西日本)

クハ117形1号車は吹田総合車両所に保存されていた国鉄色の車両で、2023年7月に京都鉄道博物館へ収蔵。今回の展示は「WEST EXPRESS 銀河」とその「原形」ともいえる存在が並ぶまたとないチャンスであり、歴史を感じるものになるでしょう。

展示に合わせて、京都鉄博では「WEST EXPRESS 銀河」 が走る沿線地域のPRイベントや物産展も開催、旧二条駅舎内のミュージアムショップでは「WEST EXPRESS 銀河」グッズも販売しています。

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