東武鉄道(東京都墨田区)は4日、新型特急「スペーシア X」の運転エリアを拡大すると発表しました。

N100系「スペーシア X」は2023年7月にデビュー。浅草~日光・鬼怒川温泉間を結ぶ新たなフラッグシップ特急として運用に就いています。

同社は2024年3月16日(土)に実施するダイヤ改正で「スペーシア X」を新たに2編成導入。これにより、これまで要望が多かったという臨時列車や団体貸切列車を柔軟に設定できるようにするほか、これまで乗り入れていない一部路線での運転も可能になります。

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その第一弾として、2024年3月12日(火)に東武野田線(アーバンパークライン)の大宮駅から出発する限定20名のツアー商品を発売。大宮~春日部駅間でコックピットスイートの体験乗車ができます。

関係者向けの特別列車に一般の方を招待するもので、東武トップツアーズのホームページで5日12時から申込を受け付けます。なお、大宮駅では大変な混雑が予想されることから、一部エリアで立ち入り制限を行います。

今後は6月頃に「群馬エリア方面」、8月頃に「千葉エリア方面」で運行する予定です。詳細は東武鉄道のホームページで後日発表されます。

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