新車両導入に伴い引退する銚子電鉄2001F(写真:銚子電鉄)

銚子電鉄の新車導入に伴い、間もなく引退を迎える2001F。

その最後の力走を想い出に刻む機会が、今まさにやってきています。銚子電鉄は1日、3月10日までの運行予定を発表。「君と共に歩んだ想い出は宝物でした」と伝えています。

<最期の力走 運行予定(急遽変更の場合があります)>
終日運転:3/3、4、6、7、9、10
朝2往復運転:3/2、5、8

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2001Fは銚子電鉄2000形「2001号車+2501号車」の2両編成。かつては京王電鉄の2010系として走り、愛媛県の伊予鉄道へ渡ってからは800系として20年活躍。2009年に銚子電鉄へやって来て3度目の人生(車生)を歩んでいます。

関西の大手私鉄である南海電鉄から譲受した「2200系」の運行開始に向けた準備も着々と進んでおり、昨年11月には今後の運行予定とともにヘッドマークや方向幕の掲出を発表。

最後の晴れ姿を胸に刻もうと、SNSでは鉄道ファンが銚子電鉄を訪れている様子も散見されます。

列車の写真撮影について

一方、撮影についてはこんな注意喚起も。現地に行かれる際はマナーを守り、運行の妨げにならないようお気を付けください。新車両の運行予定等についても、「業務に支障が出ますので、運転士や駅員・係員へのお問い合わせもお控え願います」としています。

・線路や踏切など、鉄道敷地内での撮影はおやめください。
・走行中の車両に接近しての撮影等は大変危険ですので、おやめください。
・鉄道をご利用されるお客様、通行の方、近隣の方への迷惑にならないようお願いします。
・沿線で写真撮影をされる際は、畑や私有地、立ち入りが禁止されている場所に無断で入らないでください。
・駅ホームでの三脚や脚立のご使用はおやめください。
・ゴミの放置はおやめください。