黒部宇奈月キャニオンルートの一般開放・旅行商品化の開始日が令和7年以降に延期されることとなりました。

同ルートは「日本一のV字谷」といわれる黒部峡谷から上流の黒部ダムに至る新たな観光ルート(約18km)です。黒部川第四発電所の建設などを行うために整備された工事用のルートを観光用に転用するもので、立山黒部アルペンルートとは黒部ダムで接続します。

2024年6月30日を一般開放開始日としていましたが、令和6年能登半島地震の影響とみられる落石で黒部峡谷鉄道の鐘釣橋が損傷。黒部宇奈月キャニオンルートの起点となる欅平駅までの一部区間が不通となりました。

ADVERTISEMENT

黒部峡谷鉄道は当初、令和6年10月1日ごろの全線開通を目指すとしていましたが、雪解け以降の詳細な現地調査の結果、落石防止対策等の復旧工事が当初の見込み以上に時間を要することが判明。令和6年シーズンの全線開通ができない状況となったことを発表しました。

この報告を受けた富山県は、黒部宇奈月キャニオンルートの令和6年内の開始を断念。来年以降のスケジュールについては、黒部峡谷鉄道の全線開通の時期が示された段階で改めて決定し、案内するとしています。

【関連リンク】