三陸鉄道リアス線、台風5号で復旧に数か月の見込み 当面は宮古~田老駅間でバス代行
岩手県の第三セクター・三陸鉄道が台風5号による被害状況を発信しています。
20日の発表によれば、被災したのは佐羽根~田老駅間。台風による田代川の氾濫で線路の路肩が削られ、およそ25メートルにわたって崩壊しました。
復旧にかかる工期については詳細調査中ですが、現時点では「数か月の見込み」としています。
工期が長期にわたる理由は「被災現場の付近に道路がなく、重機の搬入のため仮道路をつくる必要がある」「河川による、さらなる洗堀を防ぐための対策工を設ける必要がある」の2点。
復旧工事が完了するまで、当面の間宮古~田老駅間でバス代行運転を行います。また田老~久慈駅間は列車での運行となりますが、上下3本ずつを運休します。
(写真:三陸鉄道)
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