引退した豪華寝台特急「カシオペア」にまた会える!埼玉・大宮の新ランドマークに車両移設展示
2025年6月に惜しまれつつ運行を終了した豪華寝台特急「カシオペア」。その車両が、「鉄道のまち」として知られる埼玉県さいたま市大宮にやってきます。
JR東日本は2025年9月3日、大宮駅西口で開発中の大型複合開発プロジェクト「(仮称)桜木PPJ」敷地内に、寝台特急カシオペア号の1号車 スロネフ E26 を移設展示すると発表しました。
【参考】
さいたま市「鉄道のまち大宮」に新ランドマーク誕生へ 鉄道車両の展示や新幹線荷物輸送を活用したイベントも
https://tetsudo-ch.com/13000463.html
「鉄道のまち大宮」の新たなシンボルに
「(仮称)桜木PPJ」は埼玉県さいたま市大宮駅西口で開発の進む大型複合施設。商業棟、オフィス棟、駐車場棟、フィットネス棟、MICE・結婚式場棟の計5棟で構成され、新たなビジネス、文化、ライフスタイルを生むウェルビーイング拠点「Omiya Well-being Station」をコンセプトとしています。2025年4月15日に着工。2027年春に竣工予定。
今年4月の同プロジェクト着工に関する発表では「“鉄道のまち大宮”を象徴する鉄道車両を展示し、地域の方々や来街者に向けて各種イベントを開催する『電車ひろば』を設けます」とされており、どのような車両が選ばれるのか、鉄道ファンの間で話題になっていました。
展示されるのは展望室付きの特別車両!
展示されるのは、展望室タイプの豪華個室「カシオペアスイート」を有する1号車 スロネフ E26 です。具体的な展示内容は現在検討中ですが、カシオペアの歴史を学べる解説板や見学デッキの整備、地域のイベントとの連携などが計画案として挙げられています。詳細が決まり次第、改めて発表される予定です。
【関連リンク】