コラム【鉄の余談】10 2014年3月 宗谷本線鉄道旅 ③ 安牛駅 野寒布岬
※2014年3月撮影
トップ画像は、JR北海道宗谷本線音威子府駅2番ホームに停まる稚内行始発列車。遠くの山に朝日が当たり始めました。
キハ54 513、1両で稚内に向かいます。左は音威子府木造駅舎。
※2014年3月撮影
始発列車は、昨夜の猛吹雪の中、このホームに駐まっていたのでしょうか。雪まみれです。
※2014年3月撮影
駅名標。
※2017年1月撮影
駅は、1912年(大正元年)開業。初期の宗谷本線、後の天北線、現在の宗谷本線が開業後も1989年(平成元年)に天北線が廃止されるまで接続駅でした。
キハ54 513に乗りました。簡易リクライニングシートに改造されていました。乗客は、筆者だけ。6:10、稚内に向かって動き出しました。
※2014年3月撮影
2021年(令和3年)3月に廃止された安牛駅。人口減少で利用者がいなくなりました。
※2014年3月撮影
駅の周辺に人家は、ほとんど見当たりませんでした。
※2014年3月撮影
幌延駅で優等列車との列車交換待ちで40分停車。ノンビリしているというのか・・・。
※2014年3月撮影
9:05、ほぼ3時間かかって稚内駅に到着しました。
※2014年3月撮影
最北端の線路という看板。
※2014年3月撮影
こちらは、同じ2014年の12月に訪れたJR九州指宿枕崎線西大山駅。最南端です。
※2014年12月撮影
ちなみに指宿枕崎線の終点枕崎駅にはこの様な掲示がありました。
※2014年12月撮影
朝5時半から何も食べていません。稚内駅そばでようやく朝食を食べようと思いました。しかし、開店が9時半。30分あります。
稚内駅。2011年(平成23年)に完成した四代目駅舎。
※2014年3月撮影
鉄道旅で基本的に観光はしません。しかしせっかく稚内に来たのだし、乗る予定の旭川行快速列車は、13:42発なので4時間半もあるのです。
路線バスで宗谷岬に行くプランを練りましたが運行本数が少ない上に意外に運賃も高額です。そこで駅前のレンタカー、6時間4,980円でマーチの4WDを借りました。雪道は、慣れていないので不安でしたが、完璧に除雪されていて都内を走るのと同じでした。
まずは野寒布(のしゃっぷ)岬に行って一服。
※2014年3月撮影
利尻島が見えました。
※2014年3月撮影
9時半を回ったのでいったん稚内駅に戻ってようやく駅そばの朝食を食べました。
※2014年3月撮影
ここの天ぷらソバの天ぷらは、具材の海鮮が日によって変化していました。(その後、稚内に来た時に食べました)最近は分かりませんが、駅そばとは思えないレベルの天ぷらでした。
※2014年3月撮影
次回は、宗谷岬に行きます。
(文・写真) 住田至朗
※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。
※『JR路線大全 北陸・信越本線』(天夢人/2023)『国鉄の基礎知識』(創元社/2011)『停留場変遷大事典』(JTB/1998)『JR全駅・全車両基地』(週間朝日百科/60巻)他を参照しています。
※鉄道、駅などは鉄道会社、利用者の皆様のおかげで撮影させていただいています。ありがとうございました。