【2026最新】日本にいながら北欧気分「ムーミンバレーパーク」を120%楽しむ おすすめフォトスポットから隠れムーミン攻略法まで解説

埼玉県飯能市の豊かな自然の中に広がる「ムーミンバレーパーク」は、フィンランド以外では世界でここだけにしかない、ムーミンの物語を追体験できるテーマパークです。
本記事では、直行バスをはじめとするアクセス情報や、東飯能駅に登場したばかりの「ムーミンママ」の新オブジェ、さらにはパーク内で見つけたらラッキーな「隠れムーミン」の場所まで、現地取材をもとにガイド。物語を知っている人はもちろん、初めて訪れる人にとっても「失敗しない回り方」を分かりやすくお伝えします。
「ムーミンバレーパーク」とは?

「ムーミンバレーパーク」は埼玉県飯能市の宮沢湖畔に2019年に誕生した、フィンランド国外で初めてのムーミン公式テーマパークです。北欧型商業施設「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」からなる「メッツァ」は合わせて東京ドーム約4個分の広さ。雄大な自然に抱かれ、まるで北欧を訪れたような世界が広がっています。
なぜ飯能市だったの?

飯能市は市の75%を森林が占めており、2005年には「森林文化都市」を宣言しています。首都圏でありながら奥武蔵の豊かな自然に恵まれた環境は「森と湖の国」と呼ばれるフィンランドと通じるところがあり、ムーミンの物語の世界観を再現するのに最適な場所です。
1997年には市内に「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園(※2017年に「あけぼの子どもの森公園」から改称)」が開園。ムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソン氏と手紙のやり取りを通じ、ムーミンの世界観が再現されました。自然豊かな環境と原作者との縁、そして飯能市が抱える人口減少問題に対する起爆剤となることも期待され、テーマパークが誘致されることになりました。
「ムーミンバレーパーク」アクセス
東京駅から直行アクセス

都内から公共交通機関でムーミンバレーパークに行く方法は、いくつかあります。土日祝日に行く場合は、東京駅八重洲南口から出ている高速路線バスが便利。約1.5時間で直行できます。USBやフリーWi-Fiを完備。往路便(ムーミンバレーパーク行き)の車内では、DVD『ムーミン谷のなかまたち』の放映もあります。(交通事情等により、放映出来ない場合があります)全席指定席のため、事前に予約・購入しておきましょう。
飯能駅から路線バスでアクセス

電車の場合は「池袋駅」から西武池袋線急行で約48分(特急ラビューで約40分)「飯能駅」へアクセスするルートが一般的です。「ムーミンバレーパーク」のオープンに合わせて2019年にリニューアルされた駅舎は、フィンランドデザイン。ここがメッツァの玄関口であることを表現しています。

【参考】西武鉄道 飯能駅、フィンランドデザインでスタイリッシュに変身_3/9開業式典(※2019年3月掲載) https://tetsudo-ch.com/5380856.html

改札を出ると、「ムーミンバレーパーク」開業6周年記念で設置されたムーミンのオブジェがありました。奥には飯能産の西川材を使用して製作したベンチも設置されていて、待ち合わせスポットとなっているようです。

【参考】飯能駅でもムーミンに会えるよ、やったーー! ムーミンバレーパークでは様々なイベントを開催(埼玉県 飯能市)(※2025年4月掲載) https://tetsudo-ch.com/12999063.html

「飯能駅」北口を出たら、1番乗り場から「メッツァ」行き直行バス(国際興業・西武バス運行)、もしくは「メッツァ経由ムサシ高萩駅」行き路線バス(イーグルバス運行)に乗車。約13分で「メッツァ」に到着します。

東飯能駅からシャトルバスでアクセス

筆者が個人的におすすめしたいのが、東飯能駅ルート。JR八高線で「八王子駅」から「東飯能駅」まで約35分(ラビューで約40分)。「東飯能駅」東口の2番乗り場から「メッツァ」行きの無料シャトルバスに乗り換えれば、約10分で到着します。

2026年3月7日には、東飯能駅自由通路にムーミンママオブジェが設置されました。飯能駅のムーミンオブジェと同様に本をモチーフとしたデザインで、まるで物語の中からムーミンママが登場したかのよう。是非、実際に足を運んでチェックしましょう。

東飯能駅ルートをおすすめする理由はもうひとつ。無料シャトルバスのデザインにあります。乗車した瞬間から、ムーミンの世界に浸ることができます。

高麗川駅からも無料シャトルバスの利用が可能

なお、無料シャトルバスはJR八高線・川越線「高麗川駅」からも出ています。高麗川駅と言えば、3月20日に自由通路が開通したばかり。沿線ユーザーはこちらを利用しましょう。
川越駅から直行バスでアクセス

川越駅発着直行バス専用の前売1デーパス購入者を対象として「川越駅」から無料直行バスが出ています。事前予約制で1日2往復の運行となりますが、時間が合う場合は便利です。
「ムーミンバレーパークおでかけパス」が便利

「ムーミンバレーパークおでかけパス」はスマートフォン1つで購入・利用が可能。多摩川線を除く西武線全線が一日乗り降り自由の乗車券と飯能駅北口~メッツァ間のバス往復乗車券、ムーミンバレーパーク1デーパスがセットになったおトクなきっぷです。キャッシュレスで購入でき、スマートフォンに表示されるQRコードとアニメーションがきっぷの代わりになります。なお、ムーミンバレーパークおでかけパスはデジタル企画乗車券のみの発売となっており、きっぷタイプの発売はありません。
大人は4,600円、中学生・高校生が2,400円、小児(小学生)が1,500円です。(ムーミンバレーパークは4歳以上高校生以下まで「こども料金」の対象ですが、4歳から小学生未満の場合は別途、1デーパスの購入が必要です)。
「ムーミンバレーパーク」の楽しみ方
ムーミンの物語の世界観そのままの世界が広がり、ただ歩いているだけでも楽しい「ムーミンバレーパーク」。より深く知り、楽しむためのポイントと見どころを紹介します。
「音声ガイド」の利用で物語をより深く理解しよう

パークに着いたら、スマートフォンでQRコードを読み込み、無料の音声ガイド「ムーミンと冒険さんぽ」の準備をしましょう。ムーミンバレーパークを歩いていると位置連動で自動再生されるシステムで、スマートフォンの操作は不要。「物語の世界」に没頭できます。特に、後述の展示施設「コケムス」の展示作品をより楽しみたいなら必須です!

また、4つのエリアに点在する15のスポットを巡るガイドツアー「ムーミンとめぐるアートと物語の世界」や「ARカメラ機能」も搭載しています。
現在は「ムーミン谷の音声ガイドSTARTキャンペーン」を開催しており「ムーミンと冒険さんぽ」音声ガイドのスタート画面に表示されるクーポンをインフォメーションセンターで提示すると、オリジナルステッカーも貰えます!(数量限定。なくなり次第終了)
「コケムス」でムーミンの世界を学ぼう

「ムーミンのキャラクターは知っていても、物語の内容はよく知らない」という人は「コケムス」でムーミンのストーリーや原作者であるトーベ・ヤンソンに関する展示を見て学びましょう。

エレベーターで3階へ行くと、絵本のなかに迷い込んでしまったような世界が広がっています。原作者のトーベ・ヤンソンが最初に出版した絵本「それからどうなるの?」の世界を体感しましょう。

3階から2階の吹き抜けいっぱいに、8メートルを超えるムーミン谷のジオラマが再現されています。ただ見ているだけでも十分に見応えがありますが、時間に応じて彗星や夕日、雪、白夜のプロジェクションマッピングや「ムーミン谷のなかまたち」に登場するキャラクターのストーリー演出も注目。いつまででも見ていたい光景でした。

2階には常設展「ムーミン谷のギャラリー」があり、小説や絵本、コミックスなどの実物や原作の挿絵などが展示されています。仕掛け式のクイズなどもあり、子どもも体験しながらムーミンの世界を学ぶことができます。企画展や映像を観賞できる「トーベの記憶シアター」もこのフロアです。

午前中がおすすめ! おなじみのキャラクターに会おう

パーク内ではさまざまなキャラクターがお散歩を楽しんでいます。いつ、どこで誰と出会えるのかは公表されていませんが、パークオープン直後の時間帯にはキャラクターが集合してお迎えしてくれることが多いようです。
また、リトルミィやスナフキンとはおしゃべりを楽しむこともできます。スナフキンはリクエストをすると、誕生日ソングを演奏してくれることも!?(スタッフさんいわく「気まぐれなので気分次第」とのこと)。筆者はパーク滞在中「ムーミンママ」「リトルミイ」「モラン」に出会いましたが、ムーミンママはサインを求められ、快く応じていました。リトルミイのマシンガントークも面白く飽きませんでした!
隠れムーミンも! 撮影スポットがいっぱい

パーク内はどこを切り取っても絵になる風景が広がっていますが、多数のフォトスポットやシーズンごとの装飾も見どころ。なかでも春から夏にかけては毎年「ムーミン谷とアンブレラ」を開催。全長200メートルのアンブレラスカイロードは圧巻です!
【参考】2026年「ムーミン谷とアンブレラ」4/11開幕! 全長200mの絶景スカイとGWの湖上花火にアクセス情報、東飯能駅の“新オブジェ”まで徹底ガイド(※2026年4月掲載) https://tetsudo-ch.com/13026588.html

一方で「よく見るとこれって……!?」となる、見過ごしてしまいそうなスポットも点在しています。原作好きな人に是非探してもらいたいのが、著者トーベ・ヤンソンが描いた挿絵とそっくりのシチュエーションのスポット。好きな人は、見ただけでテンションが上がるのではないでしょうか。

キャラクターがひっそりと隠れているランプも設置されています。筆者はすべてを探すことができなかったのですが、全部で8ヶ所にあるそう。エンマの劇場やムーミン屋敷、海のオーケストラ号といった主要スポットの近くにあるので、コンプリートを目指して探してみてはいかがでしょうか?

パーク内をくまなく探すと「隠れムーミン」を見つけることができます。上の写真はムーミン屋敷近くのフォトスポットで撮影したもの。みなさんも是非、探してみてくださいね。
2026年、誰もが知るキャラクター「ムーミン」の、知っているようで知らなかった深い世界観に触れることができる「ムーミンバレーパーク」。都会の喧騒を離れ、北欧の風を感じる飯能の地に、あなたも出かけてみませんか? きっと、心のゆとりを取り戻せる素敵な一日になるはずです。
文・写真:斎藤若菜
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
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