埼玉県飯能市の「ムーミンバレーパーク」では2026年4月11日(土)から、国内最大級のアンブレライベント「ムーミン谷とアンブレラ」を開催します。7回目を迎える2026年は、不朽の名作『ムーミン谷の彗星』をテーマに、全長200メートルの鮮やかな傘の回廊が登場。さらに、東飯能駅に新設された「ムーミンママ」オブジェや、GW限定の湖上花火など、今年ならではの見どころが満載です。都心から「東京駅直行バス」に乗るルートなどおすすめのアクセス情報とともに、春のパークを最大限に楽しむポイントを詳しくレポートします。

「ムーミンバレーパーク」にはどうやって行くの?

東京駅から直行バスルート(土日祝日限定)

東京駅~ムーミンバレーパーク線高速バス(画像:日立自動車交通・ジェイアールバス関東)

「ムーミンバレーパーク」に興味はあるものの「ちょっと遠そう」と尻込みしている人もいるのではないでしょうか。都内から公共交通機関でムーミンバレーパークに行く方法はいくつかあり、土日祝日なら東京駅八重洲南口から出ている高速バスが便利。約1.5時間で直行できます。

飯能駅から路線バスルート

飯能駅に降り立った瞬間、おなじみのキャラクター入り駅名標が迎えてくれました

電車の場合は「池袋駅」から最寄りの「飯能駅」まで西武池袋線急行で約48分(特急ラビューで約40分)。2019年の「ムーミンバレーパーク」オープンに合わせてフィンランドデザインにリニューアルされた駅舎が出迎えてくれます。

飯能駅改札外コンコース。木材を模した膜天井やカモメをモチーフとした鳥が設置されています

【参考】西武鉄道 飯能駅、フィンランドデザインでスタイリッシュに変身_3/9開業式典(※2019年3月掲載) https://tetsudo-ch.com/5380856.html

飯能駅からの路線バスは有料ですが、運行本数が最も多いため利用しやすいでしょう。筆者は運よくラッピングバスに乗車できました

「飯能駅」北口の1番乗り場からバスに乗り換え、約13分でアクセスできます。フィンランドデザインの駅舎や改札を出てすぐのところに設置されているムーミンオブジェは必見です!

【参考】飯能駅でもムーミンに会えるよ、やったーー! ムーミンバレーパークでは様々なイベントを開催(埼玉県 飯能市)(※2025年4月掲載) https://tetsudo-ch.com/12999063.html

川越駅から無料直行バスルート

川越駅からの無料直行バスは1日2往復の運行。ムーミンバレーパーク1デーパスとセットでおトク

川越駅発着直行バス専用の前売1デーパス購入者を対象に「川越駅」から無料直行バス(事前予約制)が出ています。

東飯能駅・高麗川駅から無料シャトルバスルート

筆者は行きに東飯能駅を利用。無料シャトルバスに乗車して現地へ向かいました

「高麗川駅」「東飯能駅」からは、誰でも利用できる無料のシャトルバスが出ています。

東飯能駅から乗車したシャトルバスは外観だけでなく内装もかわいい! 着く前からパークの世界に浸れる、個人的に一押しルートです

2026年3月7日には、東飯能駅自由通路にムーミンママオブジェが設置されました。飯能駅の北欧風デザインとムーミンオブジェ、東飯能駅の最新ムーミンママオブジェを両方楽しむなら、行きは東飯能駅、帰りは飯能駅を利用する「駅違いルート」が、2026年の最も賢い歩き方です。

飯能駅のムーミンオブジェ(写真左)と、東飯能駅のムーミンママオブジェ

全長200mの色彩豊かなアンブレラスカイ

アンブレラロードは全国各地で見たことがありますが、日本最大級の規模とあって圧巻の景色! このために観に行く価値のある光景だと感じました

「ムーミンバレーパーク」は先月、開業7周年を迎えました。北欧型商業施設「メッツァビレッジ」と合わせたメッツァ全体で、3月末時点で約580万人が訪れているという人気スポットです。
「ムーミン谷とアンブレラ」イベントも今年で7回目となりますが、2026年はシリーズ2作目の小説『ムーミン谷の彗星』の世界観がモチーフとなっています。ムーミントロールが仲間たちと困難を乗り越える物語になぞらえ、“We are braver together.”という力強いメッセージが込められた演出が見どころです。

キャラクターパネル入りバルーンが10ヶ所に設置されています

全長200メートルのアンブレラスカイロードには、カラフルな傘に加えて、物語に登場する仲間たちのキャラクターパネル入りバルーンも登場。お気に入りのキャラクターを探しながら歩いてみましょう。

取材時は晴天だったため、青空と新緑と上空のカラフルなアンブレラ、そして地面に映るアンブレラの影がもたらす美しい光景を目にすることができました

4~6月は古木から出てくる新緑の芽吹きが美しい季節。晴れの日は青空に映える上空のアンブレラと、傘から差し込む透過光に目を奪われます。そして特筆すべきは雨の日。雨に濡れると新緑が鮮やかさを増し、地面に映る傘のシルエットやリフレクション(反射)がより鮮明に。この季節ならではの幻想的な光景を目にすることができます。

「はじまりの入り江」エリアの各所や「KOKEMUS」内のショップやレストランでも、アンブレラスカイの装飾を見ることができました

特に今年は「はじまりの入り江エリア」の装飾がパワーアップしており、入園した瞬間から物語の世界へ引き込まれること間違いなしです。

アンブレラスカイロードでももちろん、シャボン玉の演出があります

各所に設置されているバブルマシンから、きらきらと輝くシャボン玉が一斉に舞い上がる演出も見逃せないポイント。幻想的でフォトジェニックな空間が広がり「映える」写真撮影を楽しめます。

子どもが遊べる「入り江のテラス」

「入り江のテラス」には子どもが楽しめる遊具を設置。ここでもバブルマシンによるシャボン玉の演出があります。フォトジェニックな記念撮影ができるように、カラフルな傘の貸し出しも実施。この時期だけの贅沢な体験ができます。

毎年恒例のフォトコンテストを開催

「アンブレラフォトコン2026」(画像:ムーミン物語)

毎年恒例の「アンブレラフォトコン 2026」を実施します。フォトジェニックな光景を収めた「とっておきの1枚」、もしくは動画を投稿して、イベントをさらに盛り上げましょう。入賞者には、新グッズの詰め合わせがプレゼントされるほか、フォト部門・ムービー部門大賞の2名には豪華な追加プレゼントもあります!

「アンブレラスカイとあじさいロード」(画像:ムーミン物語)

さらに、5月中旬頃からは「水浴び小屋通り」があじさいで彩られ「アンブレラスカイとあじさいロード」に変貌します。上空のアンブレラと足元のあじさいによる幻想的な空間を楽しみましょう。

夜のパークを彩るライトアップとGW限定の湖上花火大会

夕方からはパーク全体がライトアップ!

ライトの色がだんだんと変わっていく様子を観賞しましょう(画像:ムーミン物語)

夕方からは、パーク全体が『ムーミン谷の彗星』をテーマにした幻想的なライトアップに包まれます。アンブレラスカイの対岸では、彗星が流れるように木々を照らすライトの色が変化。幻想的な光景が広がります。

アンブレラスカイの配色に合わせたグラデーションのライトアップにも注目(画像:ムーミン物語)

GW期間中は湖上花火の演出も!

「ムーミン谷の湖上花火大会〜春〜」(画像:ムーミン物語)

さらに、ゴールデンウィーク(4月29日〜5月10日)には「ムーミン谷の湖上花火大会〜春〜」を毎晩開催。19時から約5分間、ムーミンの物語をイメージした色彩豊かな花火が音楽とともに夜空を彩り、忘れられない旅のひとときを演出してくれます。
夕方のライトアップに合わせて遅めに現地入りすれば、午前中の混雑を避けつつ、幻想的なアンブレラスカイと花火を両方効率よく楽しめそうですね。

限定グルメ&グッズに注目!

「雨粒きらめく マンゴーアンブレラパンケーキ」単品2,400円、ドリンクセット2,620円(税込)

イベント期間限定のメニューやグッズも見逃せません。注目はエントランス近くの「レットゥラ ラウンジ」で販売する「雨粒きらめく マンゴーアンブレラパンケーキ」。クリームのなかにはマンゴーがたっぷりと入っていて、見た目よりも甘さは控えめ。ボリュームがありますが、雨の日も明るい気分にしてくれる華やかな一皿です。

「しゅわしゅわレモネード」700円(税込)

「ピカルオカ」で販売するテイクアウトドリンクの「しゅわしゅわレモネード」は、レモンピールがたっぷりと入っていました。よくかき混ぜて楽しみましょう。

この時期、この場所でしか購入できないオリジナルグッズの数々

イベント期間限定のオリジナルグッズも販売します。ポストカードや、ムーミントロールやご先祖さまのオーロラキーホルダー、ティーティ=ウーのアンブレラマーカーなど「ムーミン谷の売店」で購入が可能です。

青空に映えるカラフルな傘、夜空を彩る花火、そして駅で迎えてくれるムーミン一家。2026年の「ムーミン谷とアンブレラ」は、移動中から夜までワクワクが途切れない特別な体験になりそうです。カメラを片手に、今しか出会えない色彩豊かな飯能の旅へ出かけてみませんか。

文・写真:斎藤若菜

(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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