埼玉県飯能市の「ムーミンバレーパーク」は、物語の世界に没入できるアトラクションや、北欧文化を感じるグルメの宝庫です。2026年3月14日には「エンマの劇場」が全天候型シアターとして劇的な進化を遂げ、最新の音響システムによる臨場感あふれるショーが楽しめるようになりました。
本記事では、パークのシンボル「ムーミン屋敷」の見どころから、土日祝日限定のジップライン、グルメスポットや買い物スポットまで解説。実際に足を運んだからこそ分かる見どころを紹介します。

【参考】【2026最新】日本にいながら北欧気分「ムーミンバレーパーク」を120%楽しむ おすすめフォトスポットから隠れムーミン攻略法まで解説 https://tetsudo-ch.com/13027239.html

これは体験したい! アトラクション5選

パーク内には、アトラクションやアクティビティが点在しています。ここでは代表的なスポットを紹介しましょう。

パークのシンボル「ムーミン屋敷」

ムーミンバレーパークのシンボル「ムーミン屋敷」

ムーミンバレーパークのシンボル的存在「ムーミン屋敷」。代表的なフォトスポットですが、中に入ってムーミン一家の暮らしぶりを覗くことができます。

貯蔵庫では樽のなかを覗き込んだり、扉の奥を眺めたり。細部にキャラクターが隠れていて見応えがありました

地下1階の貯蔵庫からスタートし、3階まで階段を上がりながら見学します。

写真左上から時計回りに1階キッチン、2階ムーミンパパ&ムーミンママの部屋、屋根裏ムーミンパパの書斎、3階スノークのおじょうさんの部屋

1階はキッチンとダイニング。かわいらしいダイニングテーブルがあり、椅子には本がたくさん積まれていました。これは小さなリトルミイが座るためなのだそう。2階はリビングとムーミンパパ・ムーミンママの部屋。2人の部屋に写真を発見! 3階はムーミンの部屋とリトルミイの部屋とゲスト部屋があり、スノークのおじょうさんが滞在していました。屋根裏にあるムーミンパパの書斎に入ることはできませんが、下から見上げたり、潜望鏡を使って眺めたりすることができます。

全天候型シアターに進化した「エンマの劇場」

大型テントの頂点には劇場の由来である「エンマ」のシルエットが。「ムーミン谷の夏まつり」に登場する、ムーミン一家が洪水から逃れて移り住んだ劇場の持ち主です

3月14日、全天候型シアターへリニューアルオープンしたばかりの「エンマの劇場」。天候を問わず、さまざまなプログラムを楽しむことができます。

地元飯能市の「西川材」を使用したベンチがずらり

客席には飯能の「西川材」を使用したベンチが約300席並び、木のぬくもりに包まれながらムーミン谷の仲間たちが登場するショーを楽しめます。

音響・照明・映像システムも新しくなりました

新プログラムのライブパフォーマンス「ショートストーリー ~春のしらべ~」は小説がモチーフ。24台のスピーカーが成す立体音響と最新の照明システムを組み合わせた「マルチモーダル演出」により、臨場感あるプログラムを提供しています。

クイズ形式のプログラム「おしえて! ムーミン」の一幕

その他「Dance-time with Friends」や「おしえて! ムーミン」「ぎゅぎゅはぴっ!~ぎゅぎゅっとハッピー!ミート&グリート~」といったプログラムを実施。事前に公式サイトで公演時間を確認しておきましょう。

臨場感溢れる映像と演出「海のオーケストラ号」

「海のオーケストラ号」エントランス

ムーミン谷エリアにある「海のオーケストラ号」は、ムーミンの物語を追体験できる「体感モーフィングシアター」です。「海のオーケストラ号」に乗船し、ムーミンパパなどのキャラクターと一緒に冒険を楽しみましょう。シーンに応じて風が吹いたり水しぶきがかかったりと、臨場感溢れる映像と演出でストーリーに没頭できます。

若かりし日のムーミンパパが主役の「ムーミンパパの思い出」を上映。約15分の船旅を楽しみましょう

アスレチック施設「ヘムレンさんの遊園地」

やや急な坂を上った先にあるおさびし山エリアの「ヘムレンさんの遊園地」

「おさびし山エリア」にあるアスレチック施設「ヘムレンさんの遊園地」。小説「ムーミン谷の仲間たち」に登場するヘムレンさんの話をモチーフとした空間で、読者であればツリーハウスを見て「おぉ!」と感じるはず。3歳~小学生を対象として、チューブ滑り台などで遊ぶことができます。

峰のてっぺんにある、見逃しがちな「天文台」もチェック!

「おさびし山エリア」まで行ったらチェックしてほしいのが、小説「ムーミン谷の彗星」に登場するおさびし山の「天文台」。かなりミニチュアサイズですが、ぎざぎざした峰のてっぺんに目を凝らすと、天文台を発見できます。足元にはムーミントロールたちのシルエットも見ることができますので、お見逃しなく!

土日祝日限定「飛行おにのジップラインアドベンチャー」

筆者は平日に訪問したため営業していませんでしたが、大変人気があるという「ジップライン」(画像:ムーミン物語)

「おさびし山エリア」には、往復約400メートルの湖面を滑走できるジップラインがあります。1デーパスにプラスして利用料金(税込み3,000円)がかかりますが、ガイドツアー形式でスタッフとの会話を楽しみ物語の世界に没入でき、体験後はオリジナルの「認定証」ももらえる、約60分の特別なプログラムです。大自然の空中散歩を楽しみましょう。

「ムーミンバレーパーク」のグルメ

パーク内にはレストランからテイクアウト専門店まで、4つの飲食店が点在しています。

「レットゥラ ラウンジ」

レットゥラ ラウンジ

エントランスに最も近いレストランが「レットゥラ ラウンジ」。店内は宮沢湖をのんびり眺めながらくつろげるようになっていて、レイクビューのテラス席もあります。季節のパンケーキやパスタなどを楽しみましょう。

テーブルの上や座席には、おなじみのキャラクターたちの姿が

「ムーミン谷の食堂」

ムーミン谷の食堂

コケムスエリアには、夜のパーティーをモチーフとした幻想的な空間が広がる「ムーミン谷の食堂」があります。北欧の家庭料理「ヤーコブさんの空飛ぶシチュー」や、ポテトと玉ねぎとアンチョビのグラタン「ヤンソンさんの誘惑」など、しっかりと食事をとりたい人におすすめです。

「ライブラリーカフェ」

ライブラリーカフェ

同じくコケムスエリアには、ムーミン関連書籍が約400冊揃う「ライブラリーカフェ」があります。読書や子どもへの読み聞かせができるスペースの奥が、広いカフェスペースになっています。「ご先祖さまのタルト」や「フォンダンフロマージュ」といった映えるスイーツを楽しみながらホッと一息入れましょう。

ご先祖さまのタルト(写真左)とフォンダンフロマージュ

「PIKARUOKA(テイクアウト専門店)」

PIKARUOKA(テイクアウト専門店)

ムーミン谷エリアには、テイクアウト専門のメニューがそろったフードスタンド「PIKARUOKA」があります。「ホットドッグ」や「ポークバン」など片手で食べられるメニューやドリンクを楽しみましょう。ムーミン屋敷の形をしたポップコーンケースはストラップ付きで、持ち歩きながら食べるのにぴったりです。

かわいいムーミン屋敷のポップコーンケース付きポップコーン

「ムーミンバレーパーク」限定グッズをGET!

コケムス内「ムーミン谷の売店」は売り場面積・商品数ともに世界最大級!

「ムーミンバレーパーク」でたっぷりと遊んだ後は、ここでしか買うことのできないオリジナルグッズをチェックしましょう。なかでもコケムス内にある「ムーミン谷の売店」は世界最大級のムーミングッズ専門店。ムーミンバレーパーク限定グッズも、フィンランド直輸入のアイテムも豊富に取り揃えています。

そのほか、はじまりの入り江エリアにある「はじまりの店」、リトルミイのグッズが揃う「リトルミイの店」、ポストカードやレターセットなど文房具が充実した「POSTI」でも買い物ができます。

フィンランドの名窯「ARABIA」の、ここでしか買うことのできないマグカップ

個人的な注目はムーミンバレーパークオリジナルの「MOOMIN ARABIAマグ2026」。2019年、2023年に続く第3弾で、そのデザインはもちろん、ムーミンバレーパークのロゴが印字されたバックスタンプや、ムーミンバレーパーク限定デザインのボックスも魅力的。ムーミン好きにも、北欧食器好きにもたまらない、コレクター心をくすぐるアイテムです。

「はじまりの店」で見かけた、アングリーフェイスのムーミントロールぬいぐるみ

アングリーフェイスのムーミントロールも、ムーミンバレーパーク限定デザイン。やや不機嫌そうなふくれっ顔をパーク内のあちこちで目にしているうちに、どうにも目が離せなくなり、思わず連れて帰りたくなりました。

アトラクションで冒険し、北欧グルメでお腹を満たし、限定グッズで思い出を持ち帰る。「ムーミンバレーパーク」での一日は、日常を忘れさせてくれる魔法のような時間です。2026年、新しくなったエンマの劇場や、今しか出合えない限定アイテムを求めて、飯能の森へ出かけてみませんか? きっと、あなたの知らないムーミンたちの素顔に出会えるはずです。

文・写真:斎藤若菜

(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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