秋に行きたい “おいしい工場見学”【じゃらんランキング】 中華まん・ラーメン・八つ橋工場など、全国の無料&試食付き・予約不要などをご紹介!

食欲の秋が到来!旅行情報サイト『じゃらんニュース(リクルート)』が発表した「秋に行きたい“おいしい”工場見学ランキング2025」から、全国の見て・学んで・味わえる体験型スポットをご紹介します。今年8月に見学を再開した「中村屋 中華まんミュージアム」(埼玉)や、できたてシウマイが試食できる「崎陽軒 横浜工場」(神奈川)、その他にも「カップヌードルミュージアム」「めんたいパーク」「白い恋人パーク」「こんにゃくパーク」などがランクイン。紅いもタルト(沖縄)やラーメン(大阪・福岡)、笹かまぼこ(宮城)など、スイーツからご当地グルメまでが揃う、五感で楽しめるスポットばかり。家族連れに嬉しい各施設へのアクセスなどを把握して、製造の裏側を覗き、秋の味覚と学びを同時に堪能する旅へ出かけませんか?
秋に行きたい“おいしい”工場見学ランキング
『じゃらんニュース』が発表したランキングのトップ10(10位は同率2件)は以下の通りです。

1位:中村屋 中華まんミュージアム(埼玉県)

1位に選ばれた「中村屋 中華まんミュージアム」の見学は完全予約制。各回20名までの少人数制となっています。
蒸したての中華まんが味わえる
施設では、シアターで中華まんの歴史を学んだ後、ガラス越しに製造工程を見学できます。見学後には蒸したての中華まんを味わえるほか、館内には展示やゲームもあり、入場無料で年齢問わず楽しく学べる体験型施設です。
住所:埼玉県入間市狭山台234
アクセス:西武池袋線入間市駅よりタクシーで約20分、JR八高線箱根ケ崎駅よりタクシーで約15分
対象者:小学生以上(未就学児は金曜日のみ参加可能)
時間:10:30、14:30(所要時間約90分)
定休日:水・木曜日、年末年始、夏期工場休業期間(4月中旬から8月中旬)
料金:無料
予約:完全事前予約制
2位:崎陽軒 横浜工場(神奈川県)

2位の「崎陽軒 横浜工場」では、完全予約制で約90分の体験ツアーが楽しめます。シウマイや弁当の製造ラインを見学できるほか、駅弁の歴史や崎陽軒の公式キャラクター・しょう油入れ「ひょうちゃん」の展示を鑑賞できます。
できたてのシウマイやおかずを試食
見学後には、できたてのシウマイやシウマイ弁当のおかず、お菓子を試食できます。また、工場内の「プチミュージアムショップ」ではひょうちゃんグッズなどの販売や、工場できたてアツアツのシウマイや中華まんをおトクな価格で販売。家族連れにも好評です。
住所:横浜市都筑区川向町675-1
アクセス:横浜市営地下鉄新羽駅よりバス約7分~徒歩約10分、JR・横浜市営地下鉄新横浜駅よりバス約10分~徒歩約5分、JR横浜線小机駅より徒歩約17分
対象者:15歳以下の子どもは成人の同伴者が必要
時間:9:00、10:30、12:30、14:00(試食含み所要時間約90分)
定休日:月・木・日曜日、月末、年末年始
料金:無料
予約:完全事前予約制
3位:御菓子御殿 読谷本店(沖縄県)

3位は沖縄県の「御菓子御殿 読谷本店」です。元祖紅いもタルトの個包装作業や、アーモンドチョコレートサンドの製造工程などを間近で見学できます。(恩納店・国際通り松尾店では、紅いもタルトを製造する「タルトライン」の見学が可能。恩納店では有料・予約制で紅いもタルト手作り体験も実施しています)
予約不要で焼きたてタルトも
予約不要で気軽に立ち寄れる点が魅力です。工場併設店舗ならではの楽しみとして、焼きたてサクサク食感のタルトを味わうこともできます。紅いもスイーツが味わえるカフェも併設されており、観光途中の休憩にも適しています。
住所:読谷村字宇座657-1
アクセス:読谷バスターミナルから徒歩約30分
時間:9:00~20:00(現在は短縮営業中のため9:00~19:00)
定休日:年中無休
料金:無料
予約:不要(5名以下・案内不要の場合)
4位以下の注目スポット
4位以下も、気軽に楽しめる人気スポットがランクインしています。
4位:カップヌードルミュージアム 大阪池田(大阪府)

インスタントラーメンの歴史と製造工程を楽しく学べる展示が充実しています。約800種類のパッケージが並ぶ「インスタントラーメン・トンネル」や、世界でひとつだけのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」(要整理券)、チキンラーメンを手づくりでき、おみやげでひよこちゃんバンダナがもらえる「チキンラーメンファクトリー」(要予約)が人気です。2025年12月までは企画展「”人類初! 宇宙でラーメンを食べた” 野口聡一宇宙飛行士」も開催中です。
住所:大阪府池田市満寿美町8-25
アクセス:阪急宝塚線池田駅より徒歩約5分
対象者:チキンラーメンファクトリーは小学生以上
時間:9:30〜16:30 (入館は15:30まで)
定休日:火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
料金:無料(アトラクション利用料としてチキンラーメンファクトリー:小学生 600円・中学生以上1,000円、マイカップヌードルファクトリー:1食500円)
予約:不要(21名以上は見学のみでも予約が必要)
5位:鐘崎総本店 笹かま館(宮城県)

早朝8時から工場見学ができ、笹かまぼこ「大漁旗」のおいしさを発見できる、毎週土曜・日曜限定開催のツアーです。かまぼこ職人が案内する工場見学では、かまぼこの歴史と製造工程を学び、窓越しに職人の作業を見ることができます。見学後は、焼き立ての大漁旗とあら汁付きの特製朝食も楽しめます(毎週土曜・日曜限定開催、有料・要予約)。
住所:宮城県仙台市若林区鶴代町6-65
アクセス:地下鉄東西線荒井駅よりバス(仙台駅からの所要時間約40分)
時間:8:00(7:50集合)
定休日:月~金曜日
料金:朝食付き1,500円
予約:完全事前予約制
6位:めんたいパークとこなめ(愛知県)

11月8日にリニューアルオープンしたばかりの、明太子のかねふくが運営するテーマパーク。製造工程を予約不要・入場無料で自由に見学できます。併設の「つぶつぶランド」ではジャンボ滑り台やボルダリングなどで遊べたり、明太子の歴史や豆知識を学べたりするほか、できたて明太子の試食やフードコーナーも充実しています。
住所:愛知県常滑市りんくう町1-25-4
アクセス:名鉄常滑線常滑駅から徒歩約10分
時間:9:00~17:00(工場稼働時間)
定休日:年中無休
料金:無料
予約:不要
7位:一蘭の森 糸島(福岡県)

天然とんこつラーメンの製造過程を観察しながら学べる施設です。製麺過程をガラス越しに観察できるほか、一蘭の歴史や味へのこだわり、とんこつラーメンのはじまりを学び、日本全国のご当地ラーメンマップも展示された「とんこつラーメン博物館」やひとりずつ仕切られたお馴染みの座席「味集中カウンター」の展示もあります。見学後は昭和レトロな店舗でできたてラーメンを堪能できます(公式アプリ会員限定で子どもラーメン無料サービスあり)。
住所:福岡県糸島市志摩松隈256-10
アクセス:昭和バス九大学研都市駅より一蘭の森 糸島(終点)下車(所要時間約33分)
時間:10:00~16:00
定休日:年中無休
料金:無料
予約:不要
8位:ロイズカカオ&チョコレートタウン(北海道)

カカオの栽培からチョコレート製造までを知ることができる施設です。ガラス越しに工場見学ができるほか、プロジェクションマッピングや展示で楽しく学べます。カカオ農園の疑似体験や、ゲームで人気商品の製造を体験できるエリア、板チョコ作り体験(別料金)など、学びと遊びが融合したテーマパークです。
住所:北海道石狩郡当別町ロイズタウン1-1
アクセス:JR学園都市線ロイズタウン駅から徒歩約7分(無料シャトルバスあり)
時間:10:00~17:00 (最終入場15:00、チョコレートワークショップは10:30〜16:00最終受付)
定休日:不定休
料金:高校生以上1,200円、4歳~中学生500円、3歳以下無料(チョコレートワークショップは別途ひとり1,700円)
予約:不要
8位:おたべ本館(京都府)

京都土産の定番「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」の成形から箱詰めまでの工程を、見学通路から窓越しに観察できます。予約不要・無料で、所要時間は5~10分程度と気軽に楽しめます(工場の稼働日・時間は製造量により異なります)。工場見学や買い物のほか、事前予約制の「おたべ体験道場」では、生八つ橋の生地づくりから三角形のおたべに仕上げるまでの工程を体験できます。
住所:京都市南区西九条高畠町35-2
アクセス:近鉄十条駅から徒歩約10分
時間:10:00~18:00(「おたべ体験道場」は10:30~1時間程度)
定休日:無休
料金:無料(「おたべ体験道場」はひとり1,200円)
予約:不要(「おたべ体験道場」は1週間前までの完全予約制)
10位:白い恋人パーク(北海道)

館内の「チョコトピアファクトリー」で、白い恋人やバウムクーヘンの製造工程を見学できます。プロジェクションマッピングでチョコレートの歴史を学べる映像展示や、限定スイーツが楽しめるカフェ、オリジナル缶作りも人気です。有料の体験メニューは事前予約制のコースと、当日参加可能なものがあるため、出かける前に確認しましょう。(2026年1月から工場見学エリア改修のため、一部見学できない可能性があります)。
住所:北海道札幌市⻄区宮の沢2-2-11-36
アクセス:地下鉄東西線宮の沢駅から徒歩約7分
時間:10:00~18:00 (有料エリア最終受付は16:30まで)
定休日:不定休
料金:高校生以上800円、4歳~中学生400円、3歳以下無料(有料エリア)
予約:不要
10位:こんにゃくパーク(群馬県)

板こんにゃく・しらたき・ゼリーの製造ラインを見学できるテーマパークです。入場・見学・試食がすべて無料で、約15種類あるこんにゃく料理の試食が充実しています。こんにゃく作り体験コーナー(有料・事前予約制)もあり、家族連れに好評です。
住所:群馬県甘楽郡甘楽町小幡 204-1
アクセス:JR高崎駅より車で約30分、上信電鉄上州福島駅より徒歩約30分(駅に無料レンタサイクルあり)
時間:9:00~18:00 (最終受付17:30、短縮営業時は16:30まで。最終入場16:00)
定休日:1月1日
料金:無料
予約:不要(こんにゃく手づくり体験は事前予約制)
おいしい工場見学ランキング・調査概要
調査時期:2025 年8月8日~8月13日(インターネット調査)
調査対象:47 都道府県在住の 20 代~50 代
有効回答数:1,050 名
※複数回答(じゃらんで紹介の食に関連する工場見学から、食欲の秋にぴったりのスポットを 3 つまで選択)
食欲の秋にぴったりの工場見学は、見て、学んで、食べるというぜいたくな体験が魅力です。ランキングには無料で楽しめる施設も多数含まれています。お出かけの際は、中村屋や崎陽軒のように完全予約制の施設もあるため、必ず公式サイトで最新の予約状況と稼働時間を確認してからお出かけくださいね。
※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成しています。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
(画像:リクルート)
鉄道チャンネル編集部
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