小田急電鉄の旅行ブランド「小田急トラベル」は、2026年7月20日(月・祝)に「小田急まなたび鉄道倶楽部」の夏休み特別企画第1弾として、「営業列車が入らない小田急線“謎の線路”」ツアーを開催します。普段は絶対に行わない上り本線から下り本線への入換、営業運転では体験できない「謎の線路」への入線などを楽しむ本企画は、インフラを最大限に活用したディープな体験型ツーリズムとして鉄道ファンの間で大きな注目を集めています。鉄道BIG4・南田裕介氏の熱い解説とともに、小田急線西部の「謎の線路」を解き明かす旅の魅力と詳細に迫ります。

ロマンスカー・EXEαを貸切運行!小田急線西部の「謎の線路」へ

小田急トラベルが展開する人気の鉄道ツアー「小田急まなたび鉄道倶楽部」から、2026年の夏休み特別企画第1弾が登場!今回の舞台は「小田急線の西の方」。約3時間30分かけて謎の線路を徹底的に巡る特別行路が組まれています。

使用される車両は、スタイリッシュな外観と快適な車内空間で親しまれるロマンスカー・EXEα(30000形更新車)。このEXEαを丸ごと貸切にし、日常のダイヤでは絶対に味わえない未知の視点から小田急線の線路配線を堪能できるのが最大の特長です。

出発日は2026年7月20日(月・祝)の日帰りで、募集人員は200名(最少催行人員100名)となっています。旅行代金は大人10,800円、子ども(小学生)9,300円で、よりゆったりと旅を楽しみたい方向けに「1名2座席利用プラン(別途2,500円加算)」も用意されています。

秦野駅での「本線入換」からスタートする驚きの特別行路

本ツアー最大の注目ポイントは、その圧倒的にマニアックな運行ルートです。旅の幕開けとなる秦野駅では、上りホームから出発した直後に、普段は絶対に行われない「上り本線から下り本線への入換」を実施します。

その後、EXEαは小田原方面へ向けて力走し、以下のような入退線を繰り返します。

【運行ルートの全容】
秦野駅(09:00頃発 / 本線入換)⇒(ロマンスカー・EXEα貸切運行)⇒小田原駅留置線⇒足柄車庫⇒小田原駅引き上げ線⇒新松田引き上げ線⇒相武台車庫⇒本厚木駅Y線⇒海老名電車基地(13:00頃着・解散)

フィナーレとなる海老名電車基地では、タラップを利用して車両から降車するという、基地イベントならではの演出も待っています。

鉄道BIG4・南田裕介氏が全行程に同行!実況解説と豪華グッズ

ディープな行路をさらに盛り上げるため、芸能界屈指の鉄道ファンであり「鉄道BIG4」としてもおなじみの南田裕介氏がツアーに同行します。車内では、南田氏による「謎の線路の実況中継&徹底解説」が行われる予定です。

また、移動時間中には「小田急謎の線路クイズ」に挑戦できるほか、南田氏のサイン色紙や非売品レアグッズが当たるお楽しみ抽選会も開催されます。

参加者全員にプレゼントされるグッズのラインナップも豪華。

・EXEα缶バッジ
・記念乗車証(葉書型)
・当日の行路表レプリカ(ケースなし)
・EXEαヘッドレストカバー

実際に乗務員が使用する行路表を模したレプリカや、実車のヘッドレストカバーなど、自宅に帰ってからもツアーの余韻に浸れるコレクターズアイテムが揃っています。

私鉄各社が進める「インフラのエンタメ化」と本ツアーの価値

今回の「営業列車が入らない謎の線路ツアー」は、単なる貸切列車の運行にとどまらない、現在の鉄道業界における「体験型ビジネス」の成熟を示す好例と言えます。

近年、人口減少やライフスタイルの変化により、鉄道各社は「移動手段としての鉄道」だけでなく、「インフラそのものを観光資源化する」取り組みに注力しています。特に引き上げ線や渡り線、車両基地といった設備は、追加の設備投資をほとんど必要とせずに高い付加価値を生み出し得るコンテンツです。

南田裕介氏という最高のナビゲーターを配置することで、コアな鉄道ファンだけでなく、「ちょっと珍しい体験をしてみたい」という街ネタ好きの一般層や親子連れにとっても間口を広げています。安全性を確保しつつインフラの限界に挑むこのようなエンターテインメント企画は、今後の鉄道ツーリズムのスタンダードとしてさらに進化していくことでしょう。

今年の夏休みは、ロマンスカー・EXEαに乗って、普段は見られない小田急線の「横顔」を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。非日常の線路が織りなす特別な3時間30分は、きっと忘れられない夏の思い出になるはずです。

(画像:小田急トラベルのwebサイトより)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

【関連リンク】