2026年のお盆休みを前に、約半数の人が「帰省予定なし」という驚きの調査結果がWILLER MARKETING株式会社から発表されました。背景にあるのは、長引く物価高による帰省費用の高騰です。「理想は往復1万円以内、でも現実は予算オーバー」というリアルなお財布事情から、旅行や帰省の足元にどんな変化が起きているのか、最新データを深掘りします。

■調査概要(WILLER MARKETING調べ)

調査対象: WILLER会員
有効回答数: 1,829名
調査期間: 2026年6月8日~6月14日
調査方法: インターネット・アンケート調査(WILLER会員調べ)
調査機関: WILLER MARKETING株式会社

お盆休み、約半数が「帰省予定なし」

WILLER MARKETING株式会社が実施した「2026年夏(お盆)の帰省コストに関する最新アンケート調査」によると、今年のお盆に「帰省予定なし」と回答した人は47.1%に上りました。「未定」(21.9%)を含めると約7割近くの人が直前まで帰省を見送るか、あるいは判断を迷っている状況だといいます。

活気あるお盆休みが戻りつつある中で、なぜ帰省を控える動きが目立つのでしょうか。その背景として、「仕事や学業」「混雑・渋滞の回避」に加えて、「費用がかかるため(12.7%)」という切実な理由が上位にランクインしています。

理想は「往復1万円以内」も厳しい現実

帰省予定者のうち、実に50.0%が「昨年と比べて帰省費用が上がった」と回答しており、長引く物価高による支出増への懸念が帰省を躊躇させる要因になっています。

調査では、「往復1万円以内なら帰省したい」と考える人が81.1%と約8割を占めました。しかし、現実にかかる交通費を見ると、61.2%が1万円超えとなっており、約半数が希望額を上回る費用を負担していることが分かります。「実家には帰りたい、けれど予算は抑えたい」という、生活者のリアルな葛藤が見て取れます。

新幹線と高速バスの「賢い使い分け」が主流に

予算の壁に直面しながらも、生活者は一律に帰省を諦めるのではなく、交通費を抑える工夫を凝らしています。帰省費用節約のために工夫していることとして、「高速バスの利用(47.8%)」がトップに挙げられました。

さらに興味深いのは、利用したい移動手段として「新幹線」と「高速バス」がともに58.7%で同率トップになった点です。

この結果から「タイムパフォーマンス(タイパ)」と「コストパフォーマンス(コスパ)」を天秤にかけ、状況に応じて移動手段を選ぶスタイルの定着を感じます。例えば、往路は夜行便の高速バスを利用して移動時間を有効活用しながら節約し、復路は新幹線でスピーディーに帰るといった柔軟な使い分けです。

WILLER TRAVELでは費用面を理由に帰省をためらう学生を応援するため、7月13日より学生向けキャンペーンを実施予定とのことで、若年層の移動を後押しする施策にも注目が集まります。

【参考】ホテル高騰の救世主?「WILLER EXPRESS」豪華バスが凄すぎる!ほぼ個室気分の夜行バスで「ぐっすり快適に移動」がトレンドに(※2025年12月掲載)
https://tetsudo-ch.com/13018215.html

読者の皆様も、今年の夏は予算や目的に合わせて、鉄道やバスを賢く組み合わせた帰省・旅行プランを立ててみてはいかがでしょうか。

(画像:WILLER MARKETING)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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