【山口DC】2026秋の朝ドラで話題!「宇野千代」の故郷・岩国へ。彼女が10代を過ごした生家の見どころは? 新幹線・飛行機アクセスも解説

2026年9月28日に放送が開始されるNHKの連続テレビ小説「ブラッサム」は、女流作家・宇野千代をモデルとしたオリジナル作品です。放送を控え、彼女が生まれ育った山口県岩国市には、ゆかりの地として今大きな注目が集まっています。折しも2026年10月から12月にかけては、大型観光キャンペーン「山口デスティネーションキャンペーン(山口DC)」を開催。紅葉のライトアップなど秋限定の特別イベントも予定されています。今回はキャンペーンに先駆けて現地を訪問。宇野千代が18歳まで過ごした生家への訪問レポートに加え、新幹線と飛行機を使った岩国へのアクセス方法、さらに鉄道ファン必見のビュースポットまで詳しく解説します。
【参考】【山口DC】長門湯本温泉へのアクセスと見どころは? 星野リゾートと再生した温泉街と名湯「恩湯」、楊貴妃伝説の宿「玉仙閣」までレポート https://tetsudo-ch.com/13039082.html
新幹線でも飛行機でも! 岩国の観光スポットアクセス
新幹線でのアクセス

筆者は今回、新幹線ルートで岩国方面へ向かいました。
新幹線を利用して東京方面から向かう場合、まずは東海道・山陽新幹線「のぞみ」に乗車し、約4時間で広島駅へ。広島駅から山陽新幹線「こだま」に乗り換え、約15分で目的地の「新岩国駅」に到着します。

JR新岩国駅から一番の見どころ「錦帯橋」に行く場合は、駅正面にあるバス停からいわくにバス・防長バスに乗車して約15分で到着します。タクシーを利用する場合は約10分と、スムーズに移動が可能です。
飛行機でのアクセス

空路を利用する場合、羽田空港から岩国錦帯橋空港のフライトは約1時間30分。空港からは路線バスに乗り約10分でJR岩国駅へ向かい、さらにいわくにバス・防長バスに乗り換えて約20分で錦帯橋へ到着します。空港から直接タクシーを利用すれば、約15分でダイレクトにアクセスできます。
新岩国駅ってどんなところ?

今回訪れた新岩国駅は、山陽新幹線「こだま」の停車駅です。また、朝の時間帯に1日1本「ひかり」も停車しています(2026年9月現在)。

そんな新岩国駅には、鉄道好きな人ならちょっとテンションが上がるスポットがあります。駅のホームから見えるのが「新岩国新幹線保守基地」。普段はあまり見ることのない、新幹線設備の点検や作業を行うための保守用車が停泊しています。

また、JR「新岩国駅」の改札を出て約300メートルの連絡通路を歩けば、錦川清流線「清流新岩国駅」に到着します。

駅舎も改札もない小さな無人駅ですが、コンテナ貨車の車掌室を改造した待合室があります。2025年に塗り替え作業を行っているため、外観はきれいでした。

首都圏から岩国方面まで、移動時間だけを比較すれば新幹線よりも飛行機に軍配が上がります。しかし、車窓の景色や駅周辺のスポットを楽しみながら目的地へ向かうのも、旅の醍醐味ではないでしょうか?
今、話題の人「宇野千代」の生家へ

錦川清流線「清流新岩国駅」で1駅の川西駅から徒歩7分。錦帯橋からは徒歩20分ほどの閑静な住宅街に「宇野千代生家(うのちよせいか)」があり、一般公開されています。

岩国出身の女流作家・宇野千代が生まれ育った明治時代の木造建築で、国の登録有形文化財に指定されています。

築150年以上を超える明治初期の建物で廃墟寸前の状態でしたが、1974年に宇野千代自身が修復し、現在の美しい姿となりました。

日本庭園には約80本のもみじや「薄墨の桜」のモデルとなった、岐阜県根尾村(現:本巣市)の淡墨桜が植えられています。
なお、日本庭園は山口DC期間中、11月20~23日、27~29日の17:30~19:30にライトアップが行われる予定です。例年この時期に紅葉が見頃を迎えるため、ライトアップに合わせて旅行計画を立てるのがおすすめです。

邸内には宇野千代の愛用品や直筆原稿などが展示されています。

彼女の波乱万丈な生涯と作品世界に浸りましょう。

着物デザイナーや編集者としても活躍していたことを伝える展示もありました。

宇野千代の自伝的小説「生きていく私」に登場する父親の部屋「時計の間」も見ることができます。

日本初のファッション誌「スタイル」を創刊したことでも知られ、当時の紙面も展示されていました。
宇野千代生家
開館時間 10:00~16:00
休館日 火曜日・お盆・年末年始
入観料 高校生以上310円、小・中学生100円
※最新の情報は公式サイトをご確認ください
朝ドラの放送開始や山口DCの開催を控え、これからますます活気づく岩国。宇野千代の美意識と息遣いを感じる生家の縁側に腰掛ければ、彼女の作品世界にタイムスリップしたかのような静かな時間が流れます。目的地での観光はもちろん、車窓の景色やレトロな駅舎など、移動の過程にも旅の楽しみが詰まっています。この秋は新幹線や飛行機に乗って、魅力あふれる岩国へお出かけしてみてはいかがでしょうか。
次回は、宇野千代が「日本中に自慢しても自慢しきれないほどの大切な橋」と手紙に綴ったという日本三名橋の一つ「錦帯橋」から「吉香公園」を通り、ロープウェーで「岩国城」へ。岩国最大の見どころを紹介します。
文・写真:斎藤若菜
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
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