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【JR東日本初】夜行新幹線「アマネセルこまち」12/27運行!東京夜発で翌朝の東北へ、東京〜秋田のダイヤ・料金・E6系夜間停車の注意点まとめ

雪景色のE6系秋田新幹線

JR東日本は、2026年12月27日(日)の夜に東京駅を出発し、翌28日(月)の朝に盛岡駅・秋田駅へ到着する、同社初となる団体専用臨時列車「アマネセルこまち」を運行します。使用車両は秋田新幹線の「E6系」で、東京駅を21時44分に出発後、岩手県の一ノ関駅で約6時間夜間停車し、翌朝8時45分に秋田駅へ到着する特別なダイヤが組まれています。
旅行代金は東京〜秋田間で普通車指定席が22,000円、グリーン車が29,000円で、すべての席がゆったり過ごせる「窓側席限定」として販売されます。秋田駅には東京発の始発新幹線「こまち1号」より約1時間40分早く到着できるほか、盛岡駅で北海道新幹線「はやて93号」に乗り継げば朝8時58分には新函館北斗駅へ到達できるため、年末の帰省や冬の東北・函館観光の移動手段としても利用できます。JR東海の夜行新幹線やJR西日本の夜行「やくも」など、近ごろは各社で夜を使った旅の企画が相次いでいますが、今回はJR東日本の新幹線初の試みで注目を集めます。
この記事では、「アマネセルこまち」の運転ダイヤと乗降駅、料金、「はやて93号」に乗り換えて函館方面へ向かう行程、一ノ関駅停車中の注意点、申し込み方法をご紹介します。

12月27日(日)21時44分に東京駅を出発 一ノ関で一夜を過ごして朝6時に再出発

「アマネセルこまち」は、東京駅を21時44分に出発します。乗車駅は東京・上野・大宮の3駅で、上野駅は21時50分発、大宮駅は22時9分発です。その後、23時57分に一ノ関駅へ到着し、翌28日の朝6時までの約6時間を停車したまま過ごします。

朝6時に一ノ関駅を発車すると、6時23分に盛岡駅へ到着します。盛岡から先は田沢湖線に直通し、雫石駅6時48分、田沢湖駅7時22分、角館駅7時47分、大曲駅8時2分と進んで、秋田駅には8時45分に到着します。降車駅は盛岡・雫石・田沢湖・角館・大曲・秋田の6駅です。

アマネセルこまちの運転ダイヤ図
「アマネセルこまち」の運転ダイヤ。盛岡では「はやて93号」に乗り換えられる

【概要】E6系「アマネセルこまち」
運転日:2026年12月27日(日)~28日(月)
列車:団体専用臨時列車(E6系)
乗車駅:東京21:44発、上野21:50発、大宮22:09発
夜間停車:一ノ関 27日23:57着~28日6:00発
降車駅:盛岡6:23着、雫石6:48着、田沢湖7:22着、角館7:47着、大曲8:02着、秋田8:45着
接続:盛岡で「はやて93号」(盛岡6:54発・新函館北斗8:58着)に乗り換え可能
※時刻は変更となる場合があります。

アマネセルこまちの乗車駅と降車駅の時刻
乗車駅は東京・上野・大宮、降車駅は盛岡から秋田までの6駅。一ノ関は夜間停車で、改札外には出られない(JR東日本の発表をもとに鉄道チャンネルが作成)

秋田駅には東京始発の「こまち1号」より早く到着、盛岡で「はやて93号」に乗り換えて函館方面へ

JR東日本によると、秋田駅には東京駅始発の「こまち1号」より早く到着します。夜のうちに東京を出ておけば、朝の早い時間から秋田で動き出せるわけです。

青森・函館方面へ向かう人は、盛岡駅で6時54分発の「はやて93号」に乗り換えます。盛岡駅への到着は6時23分なので、乗り換え時間は31分です。「はやて93号」は、新青森駅が7時54分着、新函館北斗駅が8時58分着です。リリースでは、北東北や函館への帰省・おでかけに便利な列車と位置づけられています。

なお、新函館北斗駅は函館市の中心部から離れているため、函館市内へ向かう場合は、新函館北斗駅から先の移動が別に必要です。「はやて93号」に乗り換える場合は、専用の「はやて93号お乗り換えプラン」が用意されています。

料金は普通車指定席22,000円、グリーン車29,000円「窓側のみ」でファミリー車両も

旅行代金(東京駅〜秋田駅間、税込、1名あたり)は次のとおりです。

【料金:東京駅〜秋田駅間】
普通車指定席プラン:22,000円(小学生以下15,000円)
グリーン車プラン:29,000円(小学生以下の料金はリリースに記載なし)

座席は、すべて窓側のみの販売です。普通車指定席プランには、小さな子ども連れでも長距離を移動しやすい「ファミリー車両プラン」も用意されます。ファミリー車両では、夜間も含めて、乗客どうしの会話などを気兼ねなく楽しめるとしています。

この旅行商品に参加すると、次の2つがもらえます。E6系をデザインしたオリジナル巾着に入ったアメニティは、参加者限定の記念品です。NewDaysで使える500円分の商品券もあり、乗車前の飲み物やお菓子、おみやげの買い物に使えます。なお、添乗員は同行しません。

夜行の旅が相次ぐ2026年、JR東海・西日本・東日本で夜を使う企画が続く

2026年は、JR各社で夜を使った旅の企画が続いています。

JR東海:東海道新幹線で初の夜行「東海道ルミエールエクスプレス」

JR東海は2026年8月8日(土)、東海道新幹線で初めてとなる夜行の特別列車「東海道ルミエールエクスプレス」を運行しました。東京駅を22時に出発し、岐阜羽島駅で夜間に約6時間半停車して、翌朝6時44分に京都駅、6時59分に新大阪駅へ到着するダイヤです。料金は普通車指定席で15,000円で、発売から2日で完売したと報じられています。

【関連記事] :  (乗車記)実質夜行?話題沸騰の新幹線「東海道ルミエールエクスプレス」に乗車してみた  見どころは岐阜羽島の素晴らし過ぎる朝 https://tetsudo-ch.com/13034459.html

岐阜羽島の朝
岐阜羽島駅で朝を迎えた「東海道ルミエールエクスプレス」(取材時の写真:鉄道チャンネル)

9月22日(火)には、新大阪発東京行きの設定もありました。夜に出発して途中駅で停車し、朝に着くという作りは、「アマネセルこまち」と同じです。

JR西日本:「やくも」が初めて夜行列車に、サンライズ出雲も臨時運転

JR西日本は2026年10月22日に冬の臨時列車(2026年12月1日〜2027年2月28日)を発表し、岡山と山陰を結ぶ特急「やくも」の臨時列車を、年始のお帰りに便利な夜行列車として初めて運転するとしました。「やくも92号」は1月2日に出雲市を21時26分に出発し、松江22時25分、米子23時20分を経て、翌朝5時30分に岡山駅へ着きます。
このほか、首都圏と山陰を結ぶ臨時の寝台特急「サンライズ出雲」も、12月29日から1月9日の間に計6本運転されます。

JR東日本:シュプール号、花火大会、そして「ルナ・アズール」

2026年1月30日(金)には、かつてスキーブームを支えた夜行臨時列車を思わせる「想い出のシュプール号」が、首都圏から新潟のスキー場へ向けて1日限りで運行されました。
夏の花火シーズンに向けては、JR東日本びゅうツーリズム&セールスが2026年6月26日のリリースで、上野駅から秋田駅・大曲駅へ向かう夜行団体臨時列車(E653系)の「大曲の花火満喫号」や、新宿駅から新潟駅・村上駅へ向かう夜行団体臨時列車(E257系)の旅行商品を発表しています。

さらに、E657系を改造した夜行特急「ルナ・アズール」が、2027年度の初めに運行を始める予定です。春から秋は品川と青森を結ぶ夜行列車として走る計画で、2026年6月に発表されました。

【関連記事】 令和のブルートレイン 新型 夜行特急「ルナ・アズール」 季節で違う運行ルート 2027年度デビュー https://tetsudo-ch.com/13030558.html

「Luna Azul(ルナ・アズール)」のイメージ(画像:JR東日本)

こうした流れの中で登場する「アマネセルこまち」は、新幹線の車両で夜を越すという、JR東日本として初めての試みです。赤いE6系が一ノ関駅のホームで朝を待ち、6時に再び走り出す。そんな一夜を過ごせる列車です。

一ノ関駅での約6時間 乗る前に知っておきたい注意点

一ノ関駅での停車中は、駅の施設が使えません。食べ物や飲み物は乗る前に用意しておく必要があります。

【一ノ関駅停車中の注意点】
停車時間:23時57分〜翌朝6時の約6時間。改札外には出られません
ドアの開放:到着後と発車前に30分程度。係員の案内のもと、ホーム上の自動販売機と喫煙所を利用できます
売店:コンコース階には立ち入れず、NewDaysなども営業しません。自動販売機が売り切れる場合もあるため、食事や飲み物は乗車前に購入しておきます
保守作業:停車中に線路・設備の保守作業を行う可能性があり、音や振動が車内に届くことがあります
車内:デッキ・トイレを含めてすべて禁煙。室内灯は常時点灯します
荷物:大型の荷物は、車内の荷物スペースを使います

室内灯が一晩中ついているため、眠りやすさを重視する人は、アイマスクなどを用意しておくと安心です。企画内容が変更や中止になる場合もあります。その場合は、旅行商品ごとの規定で対応されます。

申し込みは11月5日(木)14時から、JRE POINTステージ3以上の会員は先行予約も

申し込みは、JR東日本びゅうツーリズム&セールスの「日本の旅、鉄道の旅」サイトで、インターネット申し込み限定で受け付けられます。商品は「首都圏発秋田行プラン」と「はやて93号お乗り換えプラン」の2種類です。

【申し込み】「アマネセルこまち」旅行商品
販売期間:2026年11月5日(木)14:00~12月13日(日)23:59
先行予約:11月4日(水)14:00~11月5日(木)13:59(一部コースのみ。「JRE POINTステージ」ステージ3以上の会員が対象)
先行予約の詳細:11月4日14時以降に、JRE POINTアプリ内クーポンに掲載の専用サイトで確認できます
申し込み方法:「日本の旅、鉄道の旅」サイトでのインターネット申し込み限定
旅行企画・実施:株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールス

先行予約が完売した場合も、一般販売の期間に申し込めます。

東京駅を夜に出て、一ノ関駅のホームで朝を待ち、6時に動き出した新幹線で秋田へ、函館へ。年末の帰省にも、少し変わった冬の旅にも、移動そのものが旅になる一夜です。
(画像:JR東日本、PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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