
アイボリーホワイトの車体に赤い帯。西武鉄道初の有料特急、初代5000系「レッドアロー」の塗装を10000系「ニューレッドアロー」にまとわせた「レッドアロークラシック」が、2026年10月4日(日)から期間限定で復活します。2011年から2021年まで走っていた人気の塗装で、運行は2027年春までの予定です。
走るのは、特急レッドアロー号の運行区間。いまの特急レッドアロー号は新宿線の「小江戸」として、西武新宿〜本川越間を結んでいます。川越の蔵のまちへの週末のおでかけや、平日の通勤でたまたま乗り合わせる楽しみもありそうです。
走行位置をアプリで確かめる方法、10月3日(土)・4日(日)に先行発売される770円からの記念グッズ、そして10000系そのもののこれからも合わせてご紹介します。
運行は10月4日〜2027年春、7両の10108編成が新宿線を走る
「レッドアロークラシック」は、「西武グループ昭和100年 SPECIAL PROJECT」の一環です。10000系の1編成に、初代レッドアローの塗装を施します。
「レッドアロークラシック」
運行期間:2026年10月4日(日)〜2027年春(予定)※車両運用の都合で運行しない日あり
編成:10108編成(7両編成)
運行路線:特急レッドアロー号の運行区間 ※企画運行で走る場合もあり
走行位置:西武鉄道公式アプリ「西武線アプリ」の列車走行位置画面で確認できる
特急レッドアロー号(小江戸)の停車駅は、西武新宿、高田馬場、東村山、所沢、狭山市、本川越。西武鉄道の料金表によると、西武新宿〜本川越の特急券は大人600円です。乗るには乗車券のほかに特急券が必要です。
運行しない日もあり、どの列車に入るかは発表されていないため、狙って乗りたい・撮りたい人は、西武線アプリで走行位置を確かめてから出かけるのが確実です。
初代5000系は1969年デビュー、池袋〜西武秩父を83分で結んだ西武初の有料特急

塗装のお手本になった初代5000系「レッドアロー」は、1969(昭和44)年10月14日の西武秩父線開通と同時に走り始めた、西武鉄道初の有料特急です。池袋〜西武秩父を当時最短の83分で結び、秩父観光の足として親しまれました。
アイボリーホワイトに鮮やかな赤帯のデザインと、ゆったりした車内が評価され、1970(昭和45)年には鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞しています。約四半世紀にわたって西武の特急の代名詞として走り、1993(平成5)年登場の10000系「ニューレッドアロー」、現在の001系「Laview(ラビュー)」へと続く西武特急の礎を築きました。
先行発売はアクリルスタンド770円、クリアファイル880円、駅名標キーホルダー700円

運行開始に合わせて、関連グッズも登場します。
「レッドアロークラシック」の関連グッズ
つながるアクリルスタンド:4種、各770円(税込)。10000系ニューレッドアロー、10000系レッドアロークラシック、001系Laview、5000系レッドアローの歴代特急。土台をつなげて並べられる
ニューレッドアロー×レッドアロークラシック ダブルポケットクリアファイル:880円(税込)、見開きA3
シークレットふりふり駅名標キーホルダー「特急シリーズ」16駅:1個700円(税込)、シークレットを含む16種のブラインドパッケージ
先行発売は、10月3日(土)・4日(日)に西武園競輪場で開かれる「西武線沿線ファミリーフェスタ」の「西武鉄道グッズ」販売ブースです。アクリルスタンドとクリアファイルは、1回の購入につき各種1個までの制限があります。イベント後の販売は、決まりしだい西武鉄道のWebサイト「西武鉄道グッズ」ページや、Xの「西武鉄道グッズ情報【公式】」で知らせるとしています。
「西武線沿線ファミリーフェスタ」
日時:10月3日(土)11:00〜19:00、10月4日(日)11:00〜16:00(最終入場は終了30分前)
会場:西武園競輪場(埼玉県所沢市)
アクセス:西武園線「西武園」駅から徒歩約1分(東村山駅で乗り換え)、多摩湖線・山口線「多摩湖」駅から徒歩約10分
入場:無料
さらに2026年冬には、オリジナルプラレール「西武鉄道10000系(ニューレッドアロー)」「西武鉄道10000系(レッドアロークラシック)」の発売も決まっています。時期などは決まりしだい発表されます。
10000系は2027年春に新宿線の定期運行を終える予定、後継は「トキイロ」

西武鉄道の2026年4月21日の発表によると、10000系は新型車両「トキイロ」の定期運行開始(2027年春)に合わせて、いまの定期運行を終える予定です。その後、1編成をリニューアルし、2028年度から新宿線の「観光特急」として走らせます。デザインは『機動戦士ガンダム』などで知られる大河原邦男氏が監修します。
レッドアロークラシックの運行も「2027年春まで」の予定。いつもの姿の10000系を含めて、見られる時間は限られてきました。
【参考記事】【西武新宿線】新車両「トキイロ」2027年春運行開始!田無・新所沢にも停車 2028年春には「第2弾」も https://tetsudo-ch.com/13034289.html
週末に川越へ出かけるなら、帰りの特急にアイボリーと赤の懐かしい車両が来るか、西武線アプリをのぞいてみてはいかがでしょうか。
(画像:西武鉄道)
鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)