
10月14日の「鉄道の日」に合わせて、全国の鉄道会社が車両基地や駅でイベントを開く季節がやってきました。2026年も、10月4日の「鉄道フェスティバルin東北」を皮切りに、11月7日の「早岐鉄道まつり」まで、東北から九州まで各地で催しが続きます。
普段は入れない車両基地での洗車体験や軌道カート乗車、転車台に乗ったまま回る体験、駅での駅弁フェアなど、子ども連れのおでかけにも、鉄道好きの遠征にもぴったりの内容がそろっています。
山陽電車の洗車体験や大阪モノレールの車両基地見学会のように、10月半ばに応募が締め切られるものもあります。まず締め切りの近いイベントを確認し、そのあと開催日順に12のイベントをご紹介します。
まず確認したい、事前応募の締め切り!
事前の申し込みが必要なイベントは、締め切りが10月半ばに集中しています。気になるものがあれば、早めに応募しておきましょう。(締切が過ぎたものは入れていません)
【応募の締め切りが近いイベント】
・大阪モノレール 車両基地見学会(11月3日):10月12日(月)23時59分まで、抽選
・伊予鉄道 親子で行く!鉄道施設見学会(10月24日):10月13日(火)15時まで、抽選
・山陽 鉄道フェスティバル2026の洗車体験など(10月31日):10月1日(木)12時〜10月14日(水)23時59分、抽選
10月4日(日)鉄道フェスティバルin東北(仙台貨物ターミナル駅)
東北の鉄道事業者などでつくる東北地区「鉄道の日」実行委員会が主催する、第33回の記念イベントです。JR貨物東北支社の「ふれあいin東北」も同時に開かれます。東北の鉄道会社によるグッズ販売やミニ機関車の乗車体験、キッチンカーの出店などがあります。
【概要】第33回「鉄道の日」記念イベント 鉄道フェスティバルin東北
日時:2026年10月4日(日)10時〜15時
会場:JR貨物 仙台貨物ターミナル駅(旧宮城野駅)構内
アクセス:JR仙石線 宮城野原駅から徒歩15分、地下鉄東西線 薬師堂駅から徒歩10分
注意:駐車場なし。正門は当日9時に開門
10月の土日祝は北陸鉄道の電車が小学生無料、11日は「ほくてつ電車まつり」
石川県の北陸鉄道は、10月13日の創立記念日に合わせ、10月の土日祝日に小学生が鉄道線に無料で乗れる「鉄道線こども無料キャンペーン」を実施します。石川線と浅野川線の全区間が対象で、保護者同伴でも1人でも使え、証明書の提示も不要です。改札や降車のときに駅員か乗務員に伝えます。
【概要】鉄道線こども無料キャンペーン
実施日:2026年10月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)・12日(月・祝)・17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)・31日(土)、始発から終電まで
対象:小学生
対象範囲:石川線・浅野川線の全区間
10月11日には、石川線の鶴来駅構内で「ほくてつ電車まつり2026」が開かれます。電気機関車ED201の展示・撮影会や鉄道模型の走行、レールの締結体験などがあり、こども無料キャンペーンを使って電車で行けます。
【概要】ほくてつ電車まつり2026
日時:2026年10月11日(日)10時〜15時
会場:北陸鉄道石川線 鶴来駅構内
内容:北鉄グッズ・電車バス関連部品の販売、踏切・信号機器の展示、鉄道模型の展示・走行、レールの締結体験、ED201の展示・撮影会など
10月18日(日) 高松駅わくわく鉄道フェスタ
JR四国が高松駅周辺のサンポートガーデンプロムナードで開きます。歴代ヘッドマークや特急「しおかぜ」「南風」の歴史パネルの展示、ミニSLの乗車体験(無料・先着順)、しおかぜ・南風55周年記念グッズの販売などを予定。同じ日に高松駅前広場で「shikoku meguru 秋の収穫祭」も開かれます。
【概要】高松駅わくわく鉄道フェスタ
日時:2026年10月18日(日)10時〜16時
会場:JR高松駅周辺エリア サンポートガーデンプロムナード
ミニSL乗車体験:11時〜13時、14時〜16時
注意:グッズの支払いは現金のみ
10月24日(土) 伊予鉄道「親子で行く!鉄道施設見学会」

松山市の伊予鉄道が古町駅で開く、小学生と保護者のペア向けの見学会です。電車洗浄装置の体験やATSの動作体験、車掌体験などができます。参加は無料ですが、「みきゃんアプリ」の利用者であることが条件です。
【概要】親子で行く!鉄道施設見学会
日時:2026年10月24日(土)9時50分〜12時
会場:伊予鉄道 古町駅
定員:小学生と保護者のペア50組100名(応募多数は抽選)
締め切り:10月13日(火)15時
注意:3人以上での参加は不可(小学生1人と保護者1人のペアのみ)
10月24日(土) 仙台市交通局「バス・ちかまつり2026」
仙台市地下鉄東西線の荒井車両基地で開かれます。車両基地の見学や、列車洗浄機を通過する地下鉄車両の内側から洗われる様子を見る体験、制帽をかぶっての運転席記念撮影、南北線1000N系のカットモデル展示などを予定。市営交通100周年を記念した復刻デザインバスの展示や、お笑い芸人「ラパルフェ」のステージもあります。
【概要】バス・ちかまつり2026
日時:2026年10月24日(土)10時〜15時
会場:仙台市地下鉄東西線 荒井車両基地(仙台市若林区)
注意:駐車場・駐輪場なし
当日は、大人1人につき小学生2人まで市バス・地下鉄の運賃が無料になる「ハッピー・ファミリー・ライド」の対象日です。入場料は案内ページに記載がないため、出かける前に確認してください。
10月24日(土)・25日(日) 松山駅わくわく鉄道フェスタ
2024年9月に開業したJR松山駅の新駅舎と「JR松山駅だんだん通り」の2周年を記念したイベントです。2日間で70種類以上、各日500個以上の駅弁がそろう「瀬戸内駅弁フェア」、子どもがお店屋さんや仕事を体験できる「こども夢の商店街」(JR四国・愛媛県で初開催)、高校生の鉄道模型コンテスト受賞作品の展示などがあります。24日だけは、すまいるえきちゃん・れっちゃくんのデビュー10周年企画や、しおかぜ・南風55周年記念グッズの販売も。
【概要】松山駅わくわく鉄道フェスタ
日時:2026年10月24日(土)・25日(日)10時〜17時(24日限定のイベントは10時〜15時)
会場:JR松山駅だんだん通り、コンコース、西口駅前広場
10月25日(日) 真岡鐵道「SLフェスタ2026」

栃木県の真岡鐵道とSLキューロク館が開くイベントで、入場は無料です。D51の貨車連結、ミニ列車(モオカ14形)の乗車、汽笛吹鳴コラボなどのほか、キハ20形の乗車体験(客室1組1,000円・各回40組、乗務員室添乗1組5,000円・各回1組、先着順)もあります。
【概要】SLフェスタ2026
日時:2026年10月25日(日)10時〜15時30分
会場:SLキューロク館
入場:無料
注意:駐車場の台数が少ないため公共交通機関の利用を案内
10月31日(土) 山陽 鉄道フェスティバル2026(東二見車両工場)

兵庫県明石市にある山陽電車の東二見車両工場で開かれます。入場は無料で、車両工場の見学や車両展示、トラバーサーの走行実演などがあります。ゲストは「女子鉄アナウンサー」の久野知美さんで、2年ぶりの登場です。
洗車体験、運転士撮影会、軌道カート乗車体験(1回200円)、鉄道部品販売(18歳以上)は事前応募制。応募は10月1日12時から14日23時59分までで、多数の場合は抽選になります。
【概要】山陽 鉄道フェスティバル2026
日時:2026年10月31日(土)10時〜15時(雨天決行、荒天中止)
会場:東二見車両工場(山陽電車 東二見駅から北西へ徒歩約5分)
入場:無料
おトクなきっぷ:当日限り山陽電車全線が乗り放題で、大人1人につき小児1人が無料になる「親子QR1dayチケット」1,100円
11月3日(火・祝) 大阪モノレール 車両基地見学会(万博車両基地)
大阪モノレールの万博車両基地を、社員のガイドで約1時間30分かけて回るツアーです。分岐器や列車検査場、工作車の見学、洗車体験、車庫内での入換運転の乗車体験などができます。参加は無料ですが、小学生以下の子どもを含む2〜6人のグループが対象です。
【概要】大阪モノレール車両基地見学会
日時:2026年11月3日(火・祝)、9時30分〜・10時30分〜・13時30分〜・14時30分〜の4回
定員:各回100名
申込:Livepocket-ticketで10月12日(月)23時59分まで。多数の場合は抽選で、10月13日に当落メール
11月3日(火・祝) JR北海道 奥津軽保守基地で大型保守用機械の見学・体験
北海道新幹線の開業10周年を記念し、青森県今別町の奥津軽保守基地で初めて開かれるイベントです。確認車やレール削正車など9台の大型保守用機械が集まり、一部は乗車して作業を見たり、排雪モータカーロータリーのウイング操作を体験したりできます。
【概要】新幹線設備を守る!大型保守用機械見学・体験イベント in 奥津軽保守基地
日時:2026年11月3日(火・祝)10時30分〜14時(受付は奥津軽いまべつ駅改札口前で10時10分〜25分)
定員:20名(18歳以上)
価格:1人25,000円(JRE MALLチケットで9月28日から発売、クレジットカードかJRE POINTで支払い)
定員が20名と少なく、完売してもキャンセル待ちはありません。販売状況はJRE MALLの商品ページで確かめてください。
11月7日(土) JR九州「早岐鉄道まつり2026」(佐世保車両センター)
JR九州長崎支社が佐世保車両センターで開きます。列車に乗ったまま転車台で回る「転車台乗車体験」(当日配布の整理券制、各回30名)や、運転席に座って係員の運転を間近で見られる「車両操縦見学」(抽選5名、5歳〜小学6年生)など、車両基地ならではの体験があります。
【概要】早岐鉄道まつり2026
日時:2026年11月7日(土)10時30分〜15時(最終入場14時30分)
会場:佐世保車両センター(JR早岐駅東口から徒歩5分)
入場料:1人200円(未就学児は無料、現金のみ)
洗車機の中から車体が洗われる様子を見たり、軌道カートで線路の上を走ったり。今年の秋は、普段は入れない車両基地の扉が開く日を目当てに、電車に乗って出かけてみてはいかがでしょうか?
※天候や運行状況で変更・中止になる場合があるため、おでかけ前に各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)