京成の玄関口、上野公園を想わせる空間に変身――。京成電鉄は、都心側のターミナル 京成上野駅のリニューアル工事を開始。東京五輪開催前の2019年3月までに整備をめざします。

京成上野駅リニューアルについて、「上野公園の木々や文化施設の石造りのイメージをデザインコンセプトに取り入れ、『上野の杜』を感じさせる魅力ある駅空間を創造します」と同社。

具体的な機能追加・改善について、「訪日外国人旅客をはじめとした観光利用の増加に対応するため、改札外コンコースに観光案内所を設置するなど観光案内機能を充実」「ウオークインタイプの利用者カウンターの新設」「スーツケースを持っていても通りやすい、幅広自動改札機の増設」「スカイライナー発券カウンターの拡張」「券売機まわりのリニューアル」などをあげています。

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このほか、利便性や快適性の向上については、「周辺交通機関への乗換通路の旅客動線の明確化」「改札外コンコースを活用し、店舗区画のリニューアルと多機能トイレ・おむつ替えスペースを整備」「改札内トイレを全面的にリニューアルし、男女トイレの全個室洋便器化(温水洗浄便座)、女性トイレはパウダーコーナーを整備」などもあげています。