※上信電鉄150形第3編成クモハ155-156 2016年11月6日下仁田駅で撮影 1966年(昭和41年)西武所沢車両工場製造 1996年(平成8年)に上信電鉄に廃車となり譲渡されました

南蛇井駅から1.7kmで千平駅。

駅名標。1911年(明治44年)開業。近くに心霊スポットで有名な不通(とおらず)橋があります。不通渓谷という深い峡谷に架かる橋。復路で車窓から写真を写しています。お楽しみに。

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ホーム。山の中の駅という空気が濃厚です。

南蛇井駅辺りまで上信電鉄と付かず離れず並走してきた国道254号線と離れて終点の下仁田まで急峻な山間部を行きます。駅間は2.7kmとほぼ最長の2.8kmにせまります。約1kmほどで赤津信号所。列車交換します。

上信電鉄150形電車第2編成とすれ違います。

周囲は山の中という雰囲気。

軽便鉄道時代に使われたトンネルが残っています。改軌の際に現在の切り通しに新たに線路が敷かれたために放棄されました。写真は2016年11月の撮影です。2018年は撮影に失敗しちゃったのです。ホントに一瞬しか見えないのです。2016年の時、移動で同乗していた上信電鉄職員さんにトンネルのことを訊ねましたが御存知ではありませんでした。電化・改軌は1924年(大正13年)なので100年近い昔のことですからね。

※2016年11月16日撮影

これが復路で写した不通(とおらず)橋。群馬県下で有名な心霊スポットだそうです。橋の下は不通渓谷。鏑川です。

再び国道254号と並走します。

終点の下仁田駅が見えてきました。

【私鉄に乗ろう 79】上信電鉄再挑戦 その12 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)