「見た目はジーンズなのに快適に過ごせる」「ベルトありなし両方OK」「スウェットのようなはき心地」といった特長をもつのに、「人をダメにするジーンズ」というキャッチコピーで話題になった、ユニクロのEZYジーンズ シリーズ。

同社は今回、長距離移動シーンに着目し、ボトムスの違いによるストレス量の評価を測定。その調査結果を発表した。

対象者は10歳代から40歳代までの男性15名。被験者を3グループ(各5名)にわけ、EZYジーンズ、スウェット、通常のジーンズをそれぞれ着用してもらい、東京と名古屋の間を大型バスで往復移動。

移動中のストレスを、自律神経活動、VASスケールで評価し、どのボトムスが最もリラックスできるか、最もストレスが低いかを検証した。その結果サマリーがこうだ。

「ボトムス選びはストレスや疲労の軽減に重要」

【1】EZYジーンズの長距離バス移動後の疲労度(東京帰着時)は、スウェット並みに低かった。

【2】EZYジーンズ着用者は、長距離バス移動のストレス(東京帰着時)が、通常のジーンズ着用者と比べて22.3%低かった。

【3】長距離バス移動時、各ボトムスのストレス量の傾向は、
・通常のジーンズは一貫してストレス量が高い傾向。
・スウェットは走行中のストレス量は低いが、人目につく車外での休憩時にはストレス量が増加する傾向。
・EZYジーンズは、バスの中でも人目につく場所でも一貫してストレス量が低い傾向。
 
 
……こうした結果について、実験監修者である古賀良彦 杏林大学医学部精神神経科学教室 教授は「バスに限らず、自家用車、新幹線、飛行機など、ほかの交通機関による長距離移動でも、ボトムス選びはストレスや疲労の軽減に重要と考えられる」とコメントしている。

―――冬の青春18きっぷシーズンで、快速「ムーンライトながら」「ムーンライト信州」といった夜行列車に乗る機会も増えるこの時期。ボトムスをちょっと意識してみても、いいかも。

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