※ちほく高原鉄道ふるさと銀河線時代

2006年(平成18年)ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の廃止

元は、根室本線の池田駅と石北本線の北見駅を結んだ旧国鉄池北線が国鉄再建法(日本国有鉄道経営再建促進特別措置法)で1984年(昭和59年)に第二次特定地方交通線として廃止が承認されたことに端を発します。1989年(平成元年)にJR池北線は80年の歴史に幕を下ろし、北海道ちほく高原鉄道に移管されました。北海道で最初の第三セクター鉄道会社が誕生しました。同時に日本で一番長い距離(140.0km)を運行する第三セクター鉄道の誕生でした。北海道ちほく高原鉄道の新たな運行に向けて新型車両のCR70形気動車6両も到着し、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は運行を開始しました。しかし利用者がピーク時の半分以下に減少、バブル崩壊による低金利時代で経営安定化基金運用益の減少などにより2006年(平成18年)に北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は17年間の運行に終止符を打って廃止されました。

ふるさと銀河線りくべつ鉄道の誕生

2006年廃線となった北海道ちほく高原鉄道の陸別駅跡地と陸別駅〜分線駅(5.7km)の廃線跡を鉄道車両の動態保存を目的とした整備を行い、2008年(平成20年)に開業しました。

ふるさと銀河線りくべつ鉄道開業10周年記念イベント

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以下にふるさと銀河線りくべつ鉄道からのメッセージを引用します。

明治43(1910)年9月22日に網走本線・陸別駅として開業し、平成18(2006)年4月20日に、惜しまれながら廃線となった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線。開業以来95年にわたる鉄路の歴史を受け継ぎ、平成20年に観光鉄道として生まれ変わった「ふるさと銀河線・りくべつ鉄道」は、皆様のおかげさまをもちまして、今年で開業10年を迎えることができました。
 
りくべつ鉄道では、これまで応援して頂いた全てのお客様への感謝の気持ちを込めまして、来る9月10日(日)、陸別駅及び周辺施設において、開業10周年記念イベントを開催いたします。当日は楽しい企画の数々をご用意致しましたので、この機会に是非お越しください!!

○イベント内容

1.乗車体験列車「銀河号」(陸別~分線間・大人500円・子供300円)
  ※予約なしで乗車できます。

  運転時刻=10:00と14:00発の2本が運行予定です。


 
2.子供向けイベント列車(陸別~分線間・64名様無料ご招待)
  ※予約制ですのでご注意ください。

  (お菓子と飲物が提供されます、素敵な景品が当たる楽しいゲーム大会も開催されます)
  
運転時刻=11:00〜12:00(陸別駅発着)


 
3.開業10周年記念特別列車(陸別~分線間・お一人様2500円)
  ※予約制・特製駅弁や記念品がついた特別列車です。

  運転時刻=12:30~13:30
 (車内にて、鉄道アナリスト川島令三さん、いすみ鉄道社長・鳥塚亮さんらによるトークショーが開催されます)


 
4.旧北海道ちほく高原鉄道(株)「陸別工務区」の内部を公開
  2階展示スペースにおいて、りくべつ鉄道名誉駅長・三浦成作さんの所蔵品ほか、鉄道関連の展示会を行います。
 
5.その他(駅待合ホール・1番ホームなど)
  ・1日鉄道カフェ
  ・特製駅弁の販売(20食限定)
  ・鉄道グッズの販売会など


 
子供向けイベント列車・開業記念特別列車は、8月21日(月)から予約を開始致します。
※土日を除きます
 
イベント列車のご予約・その他の詳細については、陸別町商工会(TEL0156-27-3161)までお問い合わせください。

陸別町商工会ホームページhttps://shibare.or.jp/oshirase/288.html