潮風と陽光で鍛えられる前の【私鉄に乗ろう80】島原鉄道 その5
次の松尾街駅までは2.3kmあります。つまり島原駅から松尾街駅まで5.3kmもあるのです。線路の右側には有明海が広がっているのですが100m程離れているので見えません。
ちょっとしたアップダウンを越えてゆきます。
松尾街駅。ホーム上に駐輪場があります。
駅名標。1931年(昭和6年)開業。1964年(昭和39年)東京オリンピックの年まで交換設備がありました。
ここのホームも長い。
ようやく有明海が右手に見えました。
1.1kmで大三東(おおみさき)駅。
相対式ホーム。上りホームの方が倍くらい長いのは何故?
下りホーム上に何か書いた布が多数風にはためいていましたが、流石に書かれた文字は読めません。左は屋根付き待合室。
駅名標。大三東(おおみさき)は難読ではないのかな。1913年(大正2年)開業。「その1」にほぼ同じポジションで撮った写真がありますが、あちらは潮が引いていますよ。横のベンチも潮風と陽光で鍛えられる前の姿かな。
【私鉄に乗ろう80】島原鉄道 その6 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)