【私鉄に乗ろう 20】伊豆箱根鉄道 大雄山線 その2
山が見えてきました
大雄山線は緑豊かな住宅地を走ってゆきます。
穴部駅です。単式ホーム。大雄山駅側に駅舎と踏切があります。
駅名標。駅の西側には「久野古墳群」があります。7世紀頃の古墳が120も、あると言われています。1号墳、2号墳、4号墳、15号墳など発掘調査が行われました。一般の見学可能な古墳もあります。1号墳は穴部駅から南に3〜400mです。
山の気配を感じながら。
飯田岡駅です。
駅名標。駅のすぐ東側に狩川が流れていて橋を渡った東側が市街地で開けています。
相模沼田駅。列車交換が可能な相対式ホーム2面2線。
手前の構内踏切左側に駅舎があります。この駅の周囲にも旧跡が幾つもある様で、大雄山線の走るエリアは古くから開けていたのでしょう。
列車交換で「オールドカラー復刻バージョン」の5501編成が来ました。トップ画像はこの直後の画像です。
駅名標です。西約400メートルの所に天野康景の墓のある寿伝山西念寺(浄土宗)の他、沼田城趾もあります。
岩原駅。線路の右奥に塚原駅が見えています。
何と岩原駅から次の塚原駅の間は営業キロで0.3kmしかありません。双方の住民が「自分のところに駅を!」と譲らなかったから、という説があるようですが、電車待ってるより歩く方が早い距離ですね。
駅名標。南西1kmに岩原城趾があります。
塚原駅です。
駅名標。
駅の出入り口、オレンジの屋根?が目立ちます。階段降りた正面が小さな駅舎。
いいなぁ。山に囲まれています。
和田河原駅です。大雄山線には列車交換可能な駅が3つあります。五百羅漢駅、相模沼田駅と、この和田河原駅です。
で、列車交換です。
駅名標。駿豆線の時にも書きましたが駅名標は基本的に帰路に撮影しています。それで背後に下り大雄山行の「オールドカラー復刻バージョン」の5501編成が写っています。
では、今日はここまで、次回 【私鉄に乗ろう 20】伊豆箱根鉄道 大雄山線 その3 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)