2016年11月に郡山駅でHD-300-12を見かけて【鉄の一瞥 1】で取り上げています

その時の記事を一部再録します。

HD300形はディーゼルで発電した電気(と回生ブレーキで発電された電気をリチウムイオン・バッテリーに溜めた電気など)で走る自家発電電車です。そのため形式記号はディーゼルカーを表すDや蓄電池式機関車のAではなくハイブリッド(Hybrid)のHが初めて採用されています。

ここからは少変更。現在HD300形は26機(901、1-25)が本州・九州エリアの貨物ターミナル駅(東京、新座、越谷、盛岡、宇都宮、吹田、岡山、広島、福岡)と隅田川、新鶴見機関区、八王子、南松本、郡山、沼津、東福山、安治川口の各駅に配置されています。北海道の札幌貨物ターミナルにも3機(501ー503)が稼働しています。しかしHD300形は製造コストが非常に高価なため(本線用電気機関車と同額程度!)入換作業の密度が高い貨物駅への重点配置に留まり、密度が低い貨物駅に関しては電車線を増設して電気機関車による入換を行うこととされています。

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それ程珍しい車両ではないのかもしれませんが、偶然見かけるとやはり嬉しくなって写真を撮ってしまいます。

10月7日(土)の14時頃でした。八王子駅の1番線八高線・川越線ホームの北側の側線にHD300ー17が駐まっていました。※トップ画像参照

ホームから近い場所に駐まっていたので、5分程の間でしたが比較的丁寧に撮れました。

2015年製なのでまだピカピカです。

(写真・記事/住田至朗)